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臭いけど癖になる!?匂う化合物

お久しぶりです!M1の坂井です。暖かくなってきて新しい趣味を始めたくなる季節ですね。今年こそランニングを趣味にします!

 

今回は、匂いのある化合物についてのブログを書こうと思います。というのも、私は何かと強烈な匂いの試薬を扱う場面が多いので、今まで使ってきた試薬の中で特に強烈だったものを紹介します。

第3位 トリエチルアミン

 

「魚が腐った匂い」がする化合物です。使用頻度が高い試薬なので使ったことがある人も多いかと思います。一度机の上にこぼしてしまったことがあるのですが、数秒後には隣の部屋からなんか臭くない?と言われるくらいには臭いです。

第2位 クロトン酸

炭素数4のカルボン酸に特有の「乳製品が腐った匂い」がします。固体試薬なので秤で測る時に匂いが広がり、とても苦労したことを覚えています。低炭素数のカルボン酸は匂いが強烈なものが多く、炭素数5のカルボン酸は「足の裏の匂い」がします。このカルボン酸を使う時はあらかじめ周りの人に伝えておかないと、悲しい想いをするかもしれないので気をつけてください、、、

第1位 プロパンジチオール

チオールはガス漏れに気がつけるように都市ガスに添加されている化合物で、「ガス臭い」と感じる匂いの原因です。添加されているのは硫黄原子を1つ含む化合物なので、硫黄原子を2つ含んでいるこの化合物がいかに強烈な匂いか想像していただけるかと思います。「馬糞の匂い」がして、本当に臭いので実験を進めるのがとても大変です。服にも付きやすいので、捨ててもよい服で実験に臨むことをおすすめします。最初はまったく受け付けない匂いなのですが、ずっと嗅いでいるとしいたけのような匂いがしてきます。みなさんもぜひ香りの向こう側を体験してみてください。

 

実験する時は大変でしたが、匂う化合物を扱った経験はどれも良い思い出です。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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坂井祐衣

うさまるとロックを愛する女の子。アルフォートは1日1箱まで!

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