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日頃の感謝をケーキに込めて〜母の日2024〜

みなさんご無沙汰しております。M2の田畑です。

 

突然ですが問題です。

5月の第2日曜日は何の日でしょう?

 

 

 

 

 

正解は「母の日🤱💐」です。

自分を産んでくれ、育ててくれた母親に感謝の気持ちを伝える日ですね。今年は5月12日でした。みなさんはどんな風に感謝の気持ちを伝えましたか?

 

私は実家暮らしということもあり、未だに毎日大変お世話になっております。特に研究室に入ってからは家にいる時間が短いため、家事を全振りしてしまっているどころかお弁当まで作ってもらっています。本当にいつもありがとうございます。。。

ということで!今年の母の日はこれまで以上に日頃の感謝を伝えたいと思い、ケーキを作ることにしました。

モチーフは母の好きな「お花」。見た目の美しいバラを模したりんごのプチタルトと、母の日らしくカーネーションをモチーフにしたムースケーキを作ることにしました。

 

りんごのプチタルト

こちらはみさみささんのInstagramのレシピを参考にさせていただきました。ひと目見て「美しい、、‼︎作りたい、、‼︎」となりました。みささんのはホールケーキですが、今回はプチタルトで作ります。ホールの方がインパクトあっていいんですけどね。。。

まずはタルトを焼いていきます。

タルトの中に詰めるクレームダマンド(アーモンドクリーム)を作ります。卵、バター、砂糖、アーモンドプードルを同量加えて混ぜるだけと、とっても覚えやすいです。

常温に戻したバターに粉糖を加えて混ぜ、常温に戻した全卵を少しずつ加えて乳化させます。このとき一気に加えると分離しやすいので注意が必要です。

綺麗に乳化しクリーム状になったらアーモンドプードルを加え混ぜたら完成です。絞り袋に入れて出番が来るまで冷蔵庫で待機。

 

続いてタルト生地を仕込みます。常温に戻したバターに粉糖を加えて混ぜ、そこに卵黄を加えてしっかり乳化させます。卵黄にはレシチンという乳化作用のある脂質が含まれているため、こちらは一気に加えても分離せず乳化してくれます。

ここにふるっておいた薄力粉、アーモンドプードル、塩を加えてさっくり混ぜます。まとまったらラップに包んで冷蔵庫で2時間〜一晩寝かせます。これはグルテンを落ち着かせたり、硬さを上げて作業性を向上させるたりするためです。グルテンは小麦粉に含まれるグルテニンとグリアジンというタンパク質が、水を加えて練ったときに絡み合ってできるもので、粘弾性をもつのが特徴です。モチモチ食感が肝のうどんやパンなどでは必須なものですが、サクサク感が大切なクッキーやタルトでは固くなり歯触りの悪さの原因となります。生地を寝かせる意味をまとめた記事がcottaさんから出ているのでぜひ読んでみてください。

しっかり寝かせたら薄く伸ばしてタルト型に敷き込みます。やり方は色々ありますが、私は底→側面の順に敷きます。

クレームダマンドを絞って170℃で約30分焼きます。

続いてはりんごで作るバラの花🌹

皮付きのりんごをひたすらうすーーーーーくカットしていきます。スライサーがあると便利なのですが、持ってないので包丁で頑張りました。切ったらすぐにレモンシロップにつけて変色を防ぎます。シロップはやや温かい方がりんごが柔らかくなって扱いやすくなります。残ったりんごは賽の目にカットしてコンポートにします。

 

ラストは飾り付けです。スライスしたりんごをくるくる巻いてバラの形にします。タルトの上にのせて周りにコンポートを乗せたら完成です🍎✨

 

カーネーションのムースケーキ

Les sens cielさんの動画を参考にさせていただきました。ベルギーでパティシエ/ショコラティエをされている方です。とにかく見た目が本当に美しいお菓子をたくさん作られていて、よく動画を拝見させていただいています。

レシピではいちごとヨーグルトのムースでしたが、今回は手元にあったラズベリーとホワイトチョコを使って作りたいと思います。ブーケっぽい見た目に仕上げたかったので、外側にはビスキュイを巻くことにしました。

まずは土台から。今回は市販のクッキーを砕いて溶かしバターを混ぜるだけの簡単なものにしました。これをラップを張ったセルクルに入れて押し固めます。できたら冷蔵庫で軽く冷やしておきます。

続いてはビスキュイ。ビスキュイは本来、卵黄と卵白を別で泡立てて合わせたふんわりとした生地なのですが、冷凍しておいた卵白が溜まっていたので卵白onlyのビスキュイもどきで今回は代用します。が、本来のやり方の方がふんわり美味しく仕上がると思うのでみなさんが作るときはぜひ卵黄入りのレシピでどうぞ。

お次はラズベリーのムース。ムースづくりは意外と簡単です。ラズベリーピューレとグラニュー糖を火にかけ、グラニュー糖が溶けたらふやかしておいたゼラチンを加えます。ゼラチンは50℃以上になるとやや臭みが出ると言われているので少し冷ましてから。

ここに6〜7分立てにしておいた生クリームを加えるだけ。このときピューレ側に少量生クリームを入れて状態を近づけてから混ぜ合わせると綺麗に混ざります🙆‍♂️

あとは型に流して冷蔵庫で冷やし固めるだけ。簡単!

 

ホワイトチョコのムースも同じような感じです。ホワイトチョコと牛乳を合わせて溶かして乳化させ、泡立てた生クリームを加えて終わりです。ラズベリーのムースが固まったら上に流してまた冷蔵庫へ。

固まったらあとはデコレーションなのですが、ここが一番難しかったです。

チョコレートを薄く伸ばしてから削って花びらのように成形するのですが、まぁ上手くいかない。そもそも大理石のボードとかがないのでやりにくさがすごい。

必死すぎて写真を撮り忘れたのでLes sens cielさんのを。美しいです。大理石ペストリーボード買おうかなぁ。。

不恰好ながらも何とか花びらを作り、完成したものがこちらです。

意外とカーネーションっぽくなったのではないでしょうか!?不器用な私でもできたので、みなさんにもきっとできると思います。

完成したケーキを母に見せると、とても喜んでくれました。味も美味しくできていたのでよかったです。

最後にレシピをのせておくのでみなさんもよかったら作ってみてください。

カーネーションケーキ レシピ りんごのプチタルト レシピ

 

最後まで読んでくださりありがとうございます! ではまた次のブログで👋

 

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田畑智絵

田畑智絵

M2山口研究室
食べるの大好き、話すの大好きな7期生唯一の女子 全てのことを楽しんで。全力で取り組みます!

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