ご無沙汰しております。M2の稲垣です。
最近は忙しく更新が疎かになってしまいしました。
今回は先日行われた応用化学科の褒賞・奨学金授与式についてブログを書こうと思います。
私ごとながら、この度2024年度森村豊明奨励賞を受賞しました!
森村豊明奨励賞とは、
多額の費用がかかるからと心配する声を振り切り大隈重信侯が1917年に早稲田大学に応用化学科を設立した際、その実験室と建物を提供し支援をされたのが森村市左衛門(六代目、校賓7番)氏です。森村氏は、江戸から明治期にかけ苦労して事業を興し、日本を代表するセラミックス企業を次々と設立しました。学科の三代目実験室だった現6号館(本部キャンパス)も森村市左衛門(七代目、校賓44番)氏を代表とする森村豊明会が多額の寄付をされ、今も豊明会記念應用化學實驗室の銘板が壁に掲げられています。応用化学科創立百周年の機会に、森村豊明会より奨励賞授与の申し出を受け、森村豊明会奨励賞(学部・大学院)を設置いたしました。2018年度より博士後期課程に進学する志ある優れた修士課程の学生に給付しております。(応用化学科HPより)
というものです。このような栄誉ある賞を頂きまして、大変嬉しく思います。
森村豊明会様、選考に関わっていただいた先生方に深く感謝申し上げます。
ポスター発表では森村様、志村様が声をかけてくださり研究内容や日々の生活などさまざまなお話をすることができました。今後の研究活動にも激励いただきました。
今後とも日々精進していきます。ありがとうございました。
続いて、会田さん、すみさん、武さんが水野賞を受賞しました。おめでとうございます。
ここからは奨学金受賞者をご紹介します。山口研究室では毎年多くの学生が奨学金を頂いてます。
研究に専念する上で学費や生活費の工面が大きな問題です。このような潤沢な奨学金制度のおかげで学生は研究に励むことができています。
はじめに里見奨学金です。山口研究室からは久保さん、宮崎さん、彦坂さん、田島、森田、白井、林田、小野澤、豊田が選ばれました。おめでとうございます。
里見奨学金は、
公益財団法人里見奨学会は日本パーカライジングの創立者故里見雄二(さとみゆうじ)氏が昭和31年に設立されたもので、氏の出身地である大分県竹田中学校(現竹田高校)や氏の母校である東京大学の学生への支援を目的として奨学金や褒賞を行っております。この度、当応化会の元会長であった現日本パーカライジング社長の里見多一氏からのお申し出により2016年度から早稲田大学応用化学科の学生も対象に奨学金を給付して頂くことになりました。里見多一氏は1974年早稲田大学応用化学科修士課程を卒業され、早稲田応用化学会給付奨学金制度を作られたときの本会会長でもあり、また奨学生推薦委員会委員長も努められ、母校への熱い思いで学生支援をして頂いておりました。
本里見奨学会奨学金は、志の高い優秀な学生諸君を対象に修士1年から最長博士課程修了まで5年間給付するものであり、有為な人材の育成と教育の振興に寄与していくものであります。(応用化学科HPより)
というものです。こちらが里見奨学会様のHPになるのでぜひ覗いてみてください。
続いて水野敏行奨学金は、中原さん、守屋さんが選ばれました。おめでとうございます。
水野奨学金は
水野奨学金は、水野敏行(みずのとしゆき)氏が1987年(昭和62年)1月5日 に88歳で逝去された時の遺言を基に、ご遺族から早稲田大学応用化学科へ指定寄付 された1億円を基金として設立されています。ご遺族のお話によれば、「終生頭の中 には、電気化学工業と早稲田大学のことしかなかった」とのことであります。同氏は OBとして早稲田大学の発展に最も心を割かれ、亡くなられる10年も前から、応用 化学科の発展のため、将来性のある学生に役立つように多額の寄付をすべく、遺言を 残されたとのことであります。本水野基金は、水野賞および水野奨学賞の資金として 生かされるとともに、外来講師による記念講演にも利用されています。このように、 本基金はわが国の明日を担う新進気鋭の学生諸君を激励するために有益な原資とし て利用されています。これまでに本奨学金を授与された学生は182名を数え、それぞれの分野で活躍しています。(応用化学科HPより)
というものです。
このように応用化学科にはさまざまな奨学金制度が設けられており、私たちの研究生活を支えてくださっています。本当にありがとうございます。
山口研究室一同より一層研究活動に力を入れていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
コメント