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Guangbin Dong先生講演会

ご無沙汰しております。D1の稲垣です。

今回は9月23日のGuangbin Dong先生の講演会についてブログを書こうと思います。

Dong先生は今年、向山賞を受賞されたため、9月24日からの有機合成セミナーに参加するため来日されました。

その前日にDong先生のご厚意で早稲田大学で講演してくださることになりました。

自分はパラジウム触媒の反応開発に携わっており、学部生時代からノルボルネンを利用した巧みな反応設計が大好きでした。そのため、講演会の日がとても楽しみでした。

当日は朝、小田木さんとホテルで合流した後、Dong先生を含む7人でイタリアンのランチに行きました。とても美味したかったです。

ランチをしながらいろいろお話しさせていただいた中で、料理が大好きであること、自宅では様々な野菜を育てていることなど、Dong先生の意外な一面を知ることができました。

ランチの後は、学生とのディスカッション時間を設けていただきました。幸運にも自分は20分間ディスカッション時間をいただき、自身の研究内容をお話しすることができました。

種々アドバイスをいただきました。とても楽しい時間でした。

その他にも、白井、豊田、高橋、原がディスカッションをしてみな大変刺激を受けていました。

そしていよいよ講演会です。タイトルは、「Simple-Looking but Non-Obvious Transformation」です。

会場にはDong先生の講演を聞こうと多くの人が集まっていました。

講演では主に、配向基を用いる選択的な芳香環の還元、アリール求電子剤の1,2-ジボリル化、NAHAを用いるカルボニルのスワッピング反応についてお話しされました。

反応設計や機構解明、考察などそれぞれについてわかりやすく詳しく説明していただきました。発表後も30分近く質問が絶えませんでした。

講演会後は、柴田先生、細川先生、潤さんと会食に行かれ、その後研究室で二次会をしました。大変楽しい時間を過ごすことができました。

論文を通してしか知らなかったDong先生と実際に会い、交流できたことを大変嬉しく思います。

Dong先生に本当にありがとうございました。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

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稲垣和也

稲垣和也

D1山口研究室
いつの間にかドクターになってました。お手本になるようにがんばります。
稲垣和也

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