お久しぶりです。先日、10年ぶりにインフルエンザに感染した田島です。
今年は5年に一度、ハワイで開催されるPacifichemの開催年です!
インフルが完治し、無事Pacifichemに参加できたので、そのご報告になります。
僕は16日の朝にホノルルに到着したため、17日以降の内容についてです。14日から16日までは小野澤が投稿しているので、ぜひそちらをご覧ください。
事前に、Pacifichemはほとんど日本人しかいないと聞いていましたが、実際には著名な研究者の方が多数講演されました。
特に、C-グリコシド合成やオキセタンの多彩な変換反応を報告しているMing Joo Koh先生や、PCETの世界的権威として知られるRobert Knowles先生など普段論文を読んでいる教授の講演を聴講できました。また、滅多にお目にかかれないPhill Baran先生の講演も聴講することができました。Baran先生はマッチョで有名ですが、想像の5倍体が大きくてとても驚きました。ボディビルダーのような体で、ラジカルカップリングについて発表されており、脳が混乱しました。本当にマッチョでした。僕もあんな化学者になりたいです。
また、中原さん(D3)がこれまでの集大成として、口頭発表を行いました。David Sarlah教授からの質問にも、的確に答えており、さすがはD3といったところでした。
- ひかるさん口頭発表!
- Sarlah教授による質疑
この日の夜には、CSJのレセプションが開催され、様々な教授や学生と交流できました。
もちろん、これだけでは終わらず、Irish pubで百合野先生や清川先生、安田先生をはじめとして多数の方と交流できました。
- C
- S
- J
- Irish
- pub
朝にZhiwei先生とRueping先生の講演を聴講した後に、みんなで水族館へ行きました(潤さんは用事があったため不参加でした)。
そのあとは、ビーチやショッピングモールで時間を潰しました。
- みんなで水族館
- シードラゴン
この日の目玉はなんと言っても、夜の飲み会です。潤さんが著名人を多数招待くださり、夢のような飲み会が実現しました。
1次会はTexas de Brazil(シュラスコ)にて、Guangbin Dong先生、Stephen Newman先生、Gavin Tsui先生、依光先生とご一緒しました。僕の拙い英語も聞き取ってくださり、とても貴重な時間を過ごすことができました。改めて、参加してくださった先生方と潤さんに感謝申し上げます。
2次会には、Robert Knowles先生、Zhiwei Zuo先生、Lingling Chu先生、Jinghan Gui先生にもご参加いただきました。僕自身、来年の1月からプリンストン大学のTodd Hyster教授の研究室へ留学するので、Robert Knowles先生とたくさんお話しできてよかったです。
3次会はカラオケ付きのバーへ行き、Gavin先生とZhiwei先生、依光先生とカラオケを楽しみました。Gavin先生がスラムダンク主題歌の君が好きだと叫びたいを歌っていて、日本語の上手さに驚きました。
- 一次会
- 二次会①
- 二次会②
- プリンストン組
- 三次会
- 君を好きだと叫びたい
この日は帰国前日ということもあり、各自、自由行動で観光しました。とはいえ、ハワイは30年ぶりの雨続きということで、ハワイらしいことはできませんでした。悲しい。
夜は、それぞれ同期会を楽しみました。久しぶりに再開する同期と酒を飲み、刺激を受け研究のモチベーションが上がりました。
- ドクター会?
- D3同期会
- M2同期会
- staff会
ハワイ最終日は潤さんの講演から始まりました。30分の発表で5つの反応を発表したので、駆け足となりましたが、内容を知っている僕らも聞いていてワクワクするような発表でした。僕もいつかはあんな発表ができるようになりたいです。

潤さんの発表が終わるや否や僕らは空港に移動しました。僕は、インフルで飛行機をキャンセルして格安航空での渡米であったため、帰りも一人でソウルを経由して帰国しました。ソウルでは、ソルロンタンと韓国うどんを食べて、岩盤浴でトランジットを過ごしました。ソルロンタン大変美味で、日本でも今度食べに行こうと思っています。
- ソルロンタン、本当に美味しかった
- 韓国うどん
以上が今回のPacifichemでの出来事です。様々な教授の方と交流することができ、大変幸せな時間を過ごすことができました。参加させていただきました潤さんには改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。また、英介さんにはハワイでも普段通りたくさん面倒を見ていただきました。ありがとうございます。
今回の学会でたくさんモチベを得たので、実験したいところですが、1月1日からHyster研(プリンストン大学)へ留学する予定なので、ひとまずHyster研で論文を投稿できるように頑張ります!
それでは次回の留学編でお会いしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
田島遼大
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