お久しぶりです。M2になった淺原です。
つい先日、東北大学青葉山キャンパスで開催されました第115回有機合成シンポジウムに参加してきました。プログラムはこちら
前日入りして観光するという発想がなく、朝4時半に起きて6時半東京発のはやぶさに乗って仙台に向かいました。気を抜くと函館まで運ばれてしまうのはなかなかスリリングですね。
8時くらいに仙台に着いたのですが、特に何もすることがなかったのでさっさと東西線に乗ってキャンパスに向かいました。
今回初めて東北大学に来たのですが、広いしとても清潔なキャンパスなので圧倒されました。5月末に東大に行った時も思いましたが旧帝大は規模がやっぱり違いますね。
このシンポジウムは講演+ポスター発表で構成されています。講演は反応開発や全合成など有機化学の分野の中で幅広い話を聞くことができました。普段自分のテーマに近い情報ばかり取り入れてしまいがちなので、こういう場所でいつも触れる機会の少ない話を聞けるのは学会のいいところです。
1日目の午後にポスター発表をしました。内容はもちろん最近出した論文のことです。山口研のM2のほとんどはM1終わるまでにポスター発表を何回か経験している中、僕はこの5日ほど前に初めてのポスター発表をしたばかりなのでまだちょっと慣れていません笑
ポスターセッション中暇になることを想定していたのですが、予想に反してたくさんの先生や学生さんが発表を聞いてくださり、討論も真剣にしてくださったので非常に実り多いものになったと思っています。聞きにきてくださった方、本当にありがとうございました。
1日目の夜は懇親会が行われました。
研究室で一人だけ参加だったので不安でしたが、運よく慶応千田研のD2の奥山さんと同期の相田君という知っている人と懇親会前に合流できて安心しました。懇親会は1時間と短かったのが残念でしたが、友達もでき大満足でした。最後夕飯を奥山さんに奢ってもらい、最高の一日になりました(奥山さん夕飯ありがとうございました!)。これからも仲良くしてくださると嬉しいです🙇♂️
2日目は寝坊しないように頑張って起床して講演を聴きました。昼休憩の時間は何か食べようと思ったのですが、なんとなく胃がムカムカしてしまったので代わりに東北大学を散歩しました。
すると、自然史標本館なる建物があったので寄ってみました。
化石の標本やら鉱石やら置いてある中で異色(?)ではありましたが、2001年に東北大学の平間先生のグループで全合成されたシガトキシンの展示がありました。博物館に展示されるくらいなのでその研究のすごさがわかります。
2日目の農工大の長澤先生と名古屋大の斎藤先生の受賞講演のあとはポスター賞の発表がありました。残念ながら今回は受賞できませんでしたが、次また頑張りたいと思います(その後のGSCシンポジウムでポスター賞とれました!)。
シンポジウムが終わってから再び仙台駅に戻り萩の月や笹かまぼこなどリクエストのあった仙台らしいお土産を購入しました。昨年京都へ行った時もお土産をいろいろ購入しましたが、仙台の方が何かとお土産が高額だなあと感じました。その分初めての仙台を想像より楽しめたので満足です。
最後になりますが、本シンポジウムの準備や運営をしてくださった東北大学の林先生や実行委員長の庄司先生をはじめとする先生・学生の方々に御礼申し上げます。
淺原光太郎
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