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チーゴーによるチーズ・プロフェッショナルを目指す旅〜チーズ検定編〜

この度、第29回チーズ検定に合格し、Comrade of Cheese(チーズの仲間、同胞)の称号を獲得した大木Cheegoです。

突然チーズの話ですみませんが、今回僕がチーズ検定を受けることになった経緯やチーズ検定についてみなさんにお知らせしたいと思います。

初めは、某牛丼チェーンのとろーりしたチーズを気に入っていたのですが、同期と頻繁に食べていたら、潤さんからチーズの道を極めてみたらどうだというアドバイスをいただき、チーズの勉強を本格的に始めました。

リコッタとか、ゴーダとか、マスカルポーネだとか現在では色々なチーズがスーパーなどで売っていますが、どれもありきたりで飽きてしまったというそこのあなた、朗報です。是非、チーズ検定を受けて実際にチーズ専門店に足を運んでみてください。

チーズ検定はチーズ初心者向けに一から勉強が始められるテキストをもらい、講習会、筆記試験を通してチーズの歴史から、様々な種類のチーズの特徴や道具などを学べるまたとない機会であると言えます。しかもテキスト、講習会、筆記試験合わせて1万円とお得だと思います。

勉強期間は1ヶ月ぐらいでしたが、試験自体は簡単で正直、受かるだけならそれほど勉強は必要ないという感じでした。それよりも試験前までチーズ王国(池袋東武店や渋谷店)などでいくつかチーズを買ってテイスティングしたり、研究室の皆と品評会をしてみたりと(これからも続けたいとおもっています。)堅苦しくなく教養を身につけられるという点でとても楽しいことばかりでした。

 

 

折角なので、チーズ嫌いの人も含めた研究室の皆が美味しいといってくれたチーズを2個ご紹介

1. フロマージュダフィノワエクセランス(Fromager d’affinois excellence)🇫🇷

フランス、ロワールのチーズでテクスチャーが絹のように滑らかで、一種のスイーツを堪能しているようでした。脂肪分が高いこともあり(約70%)、クリームのコクと癖のないミルクの旨味が凝集されているという感じです。特徴である滑らかさは乳中の脂肪分子を分解して分散させるウルトラ・フィルトレーションという技術から生まれています。プレーンタイプのフロマジェダフィノワに更にクリームを添加しており、トリプルクリームの濃厚なコクと繊細で口溶けのよい食感を楽しむことができ、フルーツとあわせたり、スパークリングワインとの相性もよく、アペリティフからデザートまで様々な場面で楽しめます。

 

2. ナポレオン

羊のチーズってちょっと臭いが大丈夫?と思うかもしれませんが、安心してください。肉とは違います。僕はチーズに関しては牛よりも羊をお勧めします。よくあるチーズの香り自体はありますが、何よりも深いコクと旨味、羊乳特有のナッツといえるような、深みのある乳の良い香りが鼻を通り抜け、一度食べたら病みつきになること間違いなしです。羊のチーズは他にもケソ・マンチェゴ🇪🇸や世界三大ブルーチーズの一つであるロック・フォール🇫🇷などがありますが、どれも絶品です。

ナポレオンは程よい湿気もあり、生で食べても美味しく、焼いてもその特徴を残しており、本当になんでも美味しいなというのが率直な感想でした。ちなみにナポレオンは「ネ・ド・ナポレオン」(ナポレオンの鼻)という山が由来だそうです。

是非みなさんも深いチーズの世界に足を踏み入れてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

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満足した豚であるより、不満足な人間でありたい。満足した馬鹿であるより、不満足なソクラテスでありたい。

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