お久しぶりです。M1の菊池です。
時が過ぎるのは早いもので、研究室生活が始まってから一年が経ちました。学年が上がったこともあり、研究室の物品係に任命されました。物品係は、研究室の消耗品や器具の在庫を管理し、少なくなったら注文する係です。在庫管理は「Tana」というアプリを使って行っています。すごく便利で、これのおかげで僕の負担も少なくなっていると思います。ありがとうございます。
さて、物品係に任命されて三ヶ月ほど経ったのですが、注文の際に物品の値段を知ることができる機会がちらほらありました。係に就く前は値段なんて気にしていなかったのでびっくりするものもありました。そこで今回は研究者のみなさんがよく使っている物品がどのくらいの値段なのかを少し紹介したいと思います。なお、メーカーや規格によって値段は異なるのであくまで目安として見ていただけると幸いです。
1ml 約25円/本、2ml 約17円/本、5ml 約21円/本、10ml 約30円/本
液体試薬を使用する際に用いるディスポシリンジです。1mlだけ少し構造が違うのか2ml、5mlと比べて意外と高いですね。一実験で複数本使うこともよくありますが、ディスポにしては少し高いなといった印象です。
約12円/枚
実験の際はできるだけ着けたいグローブ。一枚あたりの値段は個人的には普通という印象でした。とはいえ、危ない試薬を用いた時や、破れそうな時はもちろん替えたほうが良いのですが、そうではない時はあまり無駄遣いしないようにしたいですね。ちなみにサイズによって値段にあまり差はなさそうです。
2 ml 約60円/個、15 ml, 20 ml 約110円/個
化合物を保管する以外にも様々な場面で使うバイアル。ガラス製というのもあって少し高めですね。また、2 mlに比べて容量が大きくなると倍くらい値段が違います。ディスポではないので、大事な化合物以外は洗って使いまわすことや、できるだけ小さいバイアルを使うことで少しは節約できると思います。
約500円/1巻
試薬瓶や試験管等に巻いて密封するために用いるフィルム。よく伸びるので1巻で相当な長さになりますね。フィルムをケチって密封されずに試薬をダメにするほうが高くなるので、そこはしっかり使いたいですね。
以上少しですが身近な物品の値段を紹介しました。値段を知ることで少しでも節約しようと心がけたり、無駄遣いが減ったりすれば良いなと思っています。ご拝読ありがとうございました。
菊池拓成
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