みなさんこんにちは。
現在進行形で顔が丸くなっているD2の飯泉です。
少し遅れた報告になってしまいましたが、今月の7日に応用化学専攻の褒賞・奨学金の授与式が開かれました。
この授与式では、水野賞・水野奨励賞、水野敏行奨学金授与式、応用化学会給付奨学金授与式、中曽根荘三奨学金授与式、里見奨学金授与式、森村豊明会奨励賞授与式が催され、その後、記念講演会、懇親会兼ポスター発表が行われました。各褒賞・奨学金の詳細はこちらをご覧ください。
例年通り、先進理工学研究科長の鹿又宣弘教授から祝辞をいただいた後、授与式に移りました。
山口研究室からは、15名が受賞者として選出されました。前年度、自分は奨学生になり損ねてしまい苦い思いをしたので、今年度は受賞者に選んでいただけて本当に感謝しかないです!
水野賞・水野奨学金
元電気化学工業(現デンカ)社⻑の水野敏行氏が 1987 年逝去された時のご遺言に基づき、応用化学科及び応用化学専攻の発展のため、ご遺族からいただいた寄付金を基金として設立されました。
水野賞: 加藤弘基さん(D3)、黒澤美樹さん(D3)
水野奨学金: 会田和広(新D3)、飯泉慶一朗(新D3)、武 啓堃(新D3)、中原輝くん(新D2)、守屋瑛人くん(新D2)、坂本涼祐くん (新LD2)
また、受賞者全員の代表として弘基さんに、御礼と今後の決意を述べる挨拶をしていただきました。
応用化学給付奨学金
応用化学給付奨学金は、応用化学会が先輩諸氏の寄付金によって2005 年度に設立されました。研究開発力や技術力を担う「博士人材を育てていく」という考えのもと、より多くの優秀な人材を早期から発掘し、経済的な支援を行うことを目的としています。
彦坂拓くん(新D1)
里見奨学金
里見奨学会は、日本パーカライジング創立者の里見雄二氏によって設立されました。そこに、応用化学会の元会⻑の里見多一氏が、博士号取得をめざす志の高い優秀な学生を対象として 2016 年に設立された奨学金です。
久保真之くん(新D2)、宮崎龍也くん(新D2)、大木風豪くん(新D1)、彦坂拓くん(新D1)、田島遼大くん(新LD2)、森田直樹くん(新LD2)、白井亮太朗くん(新M1)
森村豊明会奨励賞
1917年の応用化学科設立後、学科初の実験棟「豊明館」は森村市左衛門が主宰する森村豊明会の寄付によって竣工されました。現6号館の建設まで豊明会のご支援は続きます。博士号取得を志す優秀な学生への支援を目的として2018年に設立しました。
大木風豪くん(新D1)
記念講演
授与式が閉会した後、東京大学の高井まどか教授の記念講演に移りました。高井教授は、逢坂教授のもとで早稲田大学応用化学科を卒業しており、今回の講演会では高井教授自身の遍歴と表面界面を駆使したバイオデバイス開発について話してくださりました。
その後、懇親会兼ポスター発表が始まり受賞者同士または先生方と来賓してくださった方々と交流を深めました。
今後も気を抜くことなくこれからもより一層、研究活動に邁進していきたいと思います!
飯泉慶一朗
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