Our Blogみんなのブログ

有機化学×グラフ理論(3)

こんにちは、D3の星です。グラフ理論の続きを書こうと思っていて忘れていました。今回は私たちの日々の生活でも活躍しているアルゴリズムを紹介します。有機化学において化合物の合成経路を考える際にグラフ理論の考え方が役に立つかもしれない、というお話をしてきました。

有機化学×グラフ理論(2)

こんにちは、D2の星です。前回に引き続き、グラフ理論についてです。今回のテーマは、「最短の合成経路を見つけ出す」です。前回は、化学変換をグラフに落とし込めるというお話でした。ここからは、「そんなことをして何が嬉しいのか?」を考えていきます。今の世の中には、これまでに蓄積されて

有機化学×グラフ理論(1)

お久しぶりです。D2の星です。突然ですが、「グラフ理論」というものをご存じでしょうか。グラフといえば、例えば座標平面における曲線などをイメージするかと思いますが、ここで言うグラフは少し違います。簡単に言うと、"ある物を「頂点」、物どうしの繋がりを「辺」で表した図形" ですが、

溶媒のはなし2

こんにちは、新D2の星です。以前 溶媒のはなし という題で様々な溶媒の沸点クイズをしましたが、今回は溶媒の融点に着目してみようと思います。沸点は何かと調べる機会がありそうですが、融点を気にしていなかったために失敗した、ということもあったりしますよね。知っておくとお得かもしれな

囲碁用語小話

明けましておめでとうございます。D1の星です。2020年もあっという間に過ぎ去ってしまった感じがしますが、みなさん年始はどう過ごされますか。今年はなかなか外に出ようとはならないでしょうから、どう時間を使うか悩んでいる方も多いかもしれません。僕は以前から趣味にしていた囲碁や将棋

人工知能のはなし<後編>

前回に引き続き、AIについてです。後編では、有機化学において今後AIはどのような存在になっていくのかを考察します。前編の終わりに、有機化学界でも過去の人間の知見に一切頼らないAIが登場して合成経路を一新しうるか、と書きましたが、結論から言うと囲碁界とはまた違った形になると思います。すなわち、

人工知能のはなし<前編>

お久しぶりです。D1の星です。今回はちょっと趣向を変えて、近年話題の人工知能(AI)について考えていることを話そうと思います。特に最近は将棋界の注目度が急上昇し(藤井二冠恐るべし)、AIへの関心も高まっている気がします。僕自身も将棋ファンというのと、小さい頃から囲碁をやっていることも

初めて論文を出しました

こんにちは、M2の星です。この度ついに初の論文をOrganic Letters誌に出すことができました!上のリンクの記事にもありますが、元々は合成のテーマだったということもありまだまだ満足はしていません。何としても早いうちに続報を出したいです。さて、今回は(今回も?)

錯体化学若手の会夏の学校2019に参加しました

お久しぶりです。M2の星です。少し時間が空いてしまいましたが、7/31-8/2に開催された錯体化学若手の会夏の学校に参加しました。今年の会場は、山形県天童市にある栄屋ホテルです。天童市といえば将棋の駒が有名ですね。天童駅のホームにも将棋の駒が描いてありました。

第1回ハイブリッド触媒国際シンポジウムに参加しました

お久しぶりです。M2の星です。5/30, 31に東京大学で開催された第1回ハイブリッド触媒国際シンポジウムに参加しました。今回は僕と淺原君、慶さんの三人で参加です。僕と淺原君は初の国際学会でのポスター発表でした。東京大学は何度か来たこともあったので新鮮味はあり

TOP