お久しぶりです。D3の齊藤です。
だいぶ前になってしまうのですが、1st author 2報目の論文を出しました。
“Structure-function study of a novel inhibitor of cyclin-dependent kinase C in Arabidopsis”
Saito, A. N.; Maeda, A. E.; Takahara, T. T.; Matsuo, H.; Nishina, M.; Ono, A.; Shiratake, K.; Notaguchi, M.; Yanai, T.; Kinoshita, T.; Ota, E.; Fujimoto, K. J.; Yamaguchi, J.; Nakamichi, N.
Plant Cell. Physiol. 2022, 63, 1720–1728.
10.1093/pcp/pcac127
本研究は、伊丹研究室出身の上原博士が先行研究されていた植物概日時計制御分子BML(Plant Cell. Physiol. 2022, 63, 450.)の続報になります。
BML類縁体から、高活性な概日時計制御分子TT-361の創製に成功しました。
上原さんが研究に着手してからだいぶ時が経ってしまいましたが、やっとの思いで出すことができました!
これはもともと同期の高原くんが研究しており、それを卒業と同時に引き継ぎました。
この化合物ですが、原料がイソバレルアルデヒドであり、臭い臭い。
いつも高原くんが使うと「あ、また使ってて大変だなぁ!」と他人事に思っていたのですが、、いざ自分が使うともう使いたくないなという気持ちになりました。高原くんこれに耐えてたなんてすごいなぁと関心しました笑
ほかにもデータ収集にいろいろ手惑いましたが、なんとか出すことができてよかったです!
高原くんとの写真を探していたら、2人でポスター賞をとった写真が出てきました(HP)。
この賞は私の1報目と今回の2報目が絡んでいる賞なのです!とてもいい思い出です。
今年の8月に同期で会ったときの写真もついでにあげておきます(同期に無断であげてます、すみません笑)。
現在、博士論文研究審査真っ只中なのですが、、他にもまだまだやることがいっぱいあるので、バリバリ実験して最後の最後まで頑張りたいと思います!
最後になりますが、いつもお世話になっている潤さん、英介さん、共同研究者の名古屋大学中道さんにこの場を借りて御礼申し上げます。また、一緒に研究をした高原くん、分子ドッキングシミュレーションをしてくださった中道研究室の前田さんにも感謝致します。
齊藤杏実
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