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UBE学術振興財団第66回奨励賞贈呈式に参加しました

先月6月5日、UBE学術振興財団の第66回奨励賞贈呈式に参加しました。山口県とのご縁はこれまで漢字の誤変換くらいしかなかったのですが、今回、初めて山口県宇部市を訪れました。

当日の朝、羽田空港から山口宇部空港へ向かいました。会場の国際ホテル宇部までは、バスと徒歩で約30分です。バスを降りたのは宇部新川駅。『エヴァンゲリオン』劇場版の舞台としても知られ、聖地巡礼に訪れる人が絶えないそうです。駅に着くと、先日のYUGOKAFEで知り合ったUBEの河野さんとばったりお会いしました。そのまま会場まで案内していただきました。

国際ホテル宇部は、結婚式場も併設された立派なホテルです。贈呈式の会場には大小のシャンデリアがつるされ、華やかな雰囲気に包まれていました。配布された席次表を確認し、円卓の席に着きました。両隣も正面も選考委員の先生方で、自然と背筋が伸びます。しかし、その緊張も長くは続きませんでした。先生方が気さくに話しかけてくださり、すぐに緊張がほぐれました。贈呈式は、泉原雅人代表理事の開会挨拶で始まりました。理事・評議員の紹介に続き、選考委員長の植村榮先生から、選考委員の紹介と審査過程の報告がありました。今年は過去最多となる267件の応募があり、35人が受賞したとのこと。これまでの受賞者は538人に上ります。受賞者は一人ずつ壇上に呼ばれ、表彰状を受け取りました。両開きの立派な賞状入れを見たのは初めてです。学術賞の表彰状と贈呈証書の2枚をいただき、なんだか少し得したような気分になりました。記念撮影の後は、受賞者による3分間スピーチです。進行を務めた植村先生は、各受賞者のスピーチ後に機転の利いたひと言を添えていました。その“ツッコミ”が実に秀逸で、まさに達人技だと感激しました。これは贈呈式の名物の一つなのではないかと、勝手ながら思っています。

贈呈式の後は、隣の会場へ移動して懇親会。はじめに、渡邊裕志理事からご挨拶がありました。宇部の発展に尽力した渡辺祐策氏と、その子息である宇部興産(現UBE)初代会長・渡辺剛二氏にまつわるお話です。特に印象に残ったのは、祐策氏が石炭事業で得た資金をもとに、次々と新たな事業を興したというエピソードでした。インフラを整備し、現在の宇部の基盤を築いた歩みは、映画さながらのスケールです。祐策氏は「共存同栄」の考え方を大切にし、「有限の鉱業、無限の工業」を掲げて宇部の発展に尽くしました。その偉業が目に浮かぶような、印象深いスピーチでした。乾杯後は、山口県の地酒とともに和洋中の豪華なビュッフェを楽しみました。UBEの皆さんがかなり積極的にお酒を注いでくださったため、少々飲み過ぎたかもしれません笑。今回初めてお会いする先生方とも色々お話ができ、充実した懇親会でした。二次会では、刺身やフグの唐揚げなど、山口の味覚を堪能しました。日本酒も何種類か味わいましたが、なかでも「東洋美人」が特に気に入りました。宇部かまや利休まんじゅうと一緒にお土産で買って帰りました。

翌日は、観光名所としておすすめいただいた「ときわ公園」を訪れました。常盤湖を囲む広々とした公園で、湖畔には『エヴァンゲリオン』に登場する「ロンギヌスの槍」や、さまざまな彫刻が展示されています。ランニングコースも整備されており、ここを走ったら最高だろうなと思いました。また訪れる機会があれば、ランニングシューズを持参します。

最後になりましたが、このたび貴重な機会をいただいたUBE学術振興財団の皆さま、ならびに選考委員の先生方に、心より御礼申し上げます。

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太田英介
趣味は唄うこと、バドミントン、ランニング、路地裏巡りなど。守破離の精神をモットーに異分野をつなぎ、ニッチな世界で先駆者を目指す。まだ見ぬ分子・隠された機能・未開の反応形式を夢見ながら、学生たちとより多くの感動の瞬間を分かち合える研究者でありたい。

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