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【近況報告】海外研究室レポートとアラフォー

近畿化学協会 有機金属部会の部会誌「OM NEWS」2022年 No.1にプリンストンの留学体験記を寄稿しました。

部会誌としては最初 “Abstracts and News(有機ケイ素-有機金属)” 、後に改名されて” 有機金属レビユー”が発行されていた。しかし、情報量の増加により昭和40年に休刊を余儀なくされたが、昭和54年(部会長は当時大阪大学産業科学研究所教授、萩原信衛氏)に装いを新たに”OM NEWS”が部会誌として復刊された。現在、部会ニュースの伝達メディアおよび最新学術情報誌として刊行されている。 平成22年より刊行を年4回から3回に減らし、1から3号をWeb上で公開する。(閲覧は会員に限る。) 冊子体の定期刊行を廃止し、年1回合冊版を刊行する。

海外研究室レポート『プリンストン大学 Knowles 研での研究生活 』という記事で、一年半の留学について執筆しました。ググれば出てくる情報は出来るだけ省いて、一化学者目線で留学を回顧してみました。こんなご時世ですが、学生が少しでも海外留学に積極的になって興味を持ってもらえると幸いです、そして早くコロナが収まることを願っています。ご購読されている方は一読していただけると幸いです。

学生時代には縁のなかった有機金属部会誌に留学体験記を寄稿するとは想像もしていませんでした。このような機会を与えていただき嬉しく思います。この場をお借りして編集委員の先生方に御礼申し上げます。

ページ数の都合や、Robから見せて欲しいと言われていた手前、書ける事は限られてましたが(見られたら恥ずかしいので)、またの機会に続編を書きたいと思います。プリンストンやKnowles研への留学を考えていたり、何か質問などがあれば遠慮なくご連絡ください。

 

そして、4月8日に35歳の誕生日を迎えました。そうです、そういうことです、アラフォーです。

うちのラボでは僕とボスだけが現在アラフォーで、ボス曰く”同世代”ということです。同世代良い響きですね。

今年も当日にみんなに祝って頂きました。毎年ありがとう。プレゼントは椅子の下に敷くクッションとランニングポーチ!腰を痛めた自分にはありがたいチョイスでした。このクッションを敷いて、ランニングもして腰痛知らずになります。(理研時代の恩師である平井さんも、クッションをもらっていたことをふと思い出し、同じ世代になったんだなぁと思った事は内緒です)。

 

そして、手前味噌で恐縮ですが、ようやく早稲田で立ち上げた研究の第一報目がAcceptされました!紆余曲折あり色々と学ぶべきところが多かったです。結局投稿してから1年近くかかりました。お陰様で(?)後続研究もまとまりつつあるので、今年は良いペースで論文を出していきたいと思います!頑張ろう!次の一年も走り続けます。

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太田英介
趣味は唄うこと、バドミントン、ランニング、路地裏巡りなど。守破離の精神をモットーに異分野をつなぎ、ニッチな世界で先駆者を目指す。まだ見ぬ分子・隠された機能・未開の反応形式を夢見ながら、学生たちとより多くの感動の瞬間を分かち合える研究者でありたい。

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