初めまして。新B4の大木風豪(おおきふうごう)と申します。
本日から、私も山口研のブログを書くことになりました。
どうぞ、よろしくお願いします。
本記事では、私の様々な趣味について語っていきたいと思います。
記念すべき、第一回目は語学について。
さて、表紙の画像を見て何か思い出す方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
これは、百合の花
John McMurry CHIMICA ORGANICA? NONA EDIZIONE!?
マクマリー有機化学ですね。早大理工生なら一度は有機化学の授業で手にする伝統的な教科書です。
多くの方が、英語版または日本語版で読んでいることと思います。
実際に、私は英語版でマクマリー有機化学を読了しました。
でも、実際読んでいると、日本語版だと、3冊購入する必要があるし(しかも略解は下巻にのみ掲載ってどういうこと?!)、英語版だと重たいじゃないですか。
そんなマクマリー選びにお困りのあなたに今日はマクマリー有機化学(イタリア語版CHIMICA ORGANICA)をお勧めしたいと思います。
メリット、その1 価格の安さ※
日本語版 上巻(¥5060),中巻(¥4950),下巻(¥4950)
英語版 ¥10446(amazon.co.jp), £56.55(amazon.uk), $89.34(amazon.com)
イタリア語版44.65 €(amazon.it)
なので、イタリア語版の本体価格は日本円にして6000円いかないくらいで買うことができます。
※2021/05/01時点
メリット、その2 コンパクト性(電子書籍を除く)
こちらは写真をご覧になるのが早いと思います。皆さんなら、どのマクマリーを明日職場や大学に持参したいと思いますか?
上三冊が日本語版、中央がイタリア語版、下二冊が英語版
重さは、日本語版3冊が一番軽く、次にイタリア語版、一番重いのが英語版です(それぞれ400 g位しか変わりません)。内容的には、すべて同じなので、以上から、イタリア語版が一番経済的かつ実用的と言えるのではないでしょうか。
なお、イタリア語版マクマリー有機化学(第9版)はパドヴァ大学化学科のVALERIO CAUSIN先生により、翻訳されており、ここまで安い価格で購入できることに一日本人大学生として感謝申し上げます。
一応フランス語版やドイツ語版は見当たらないので、買うならイタリア語版が良いかと。因みにウォーレン有機化学だと、逆にイタリア語版はありませんが、ドイツ語版(Organisce Chemie), フランス語版(Chimie organique)はあるみたいですね。
ウォーレン有機化学のイタリア語版も出版しないかな…
話がイタリア語に傾いてしまって申し訳ないですが、
皆さんも是非、自身の第二外国語で、専門分野の本を読んでみるのはいかがでしょうか。
余談
理系でイタリア語を勉強されている方には共感していただけると思うのですが、紀伊國屋の洋書館に行っても、神保町のイタリア書房に行っても文学作品や、美術、建築、語学の勉強の本ばかりでScience(Scienza)のコーナーって本が皆無に等しいですよね。(まあ、フランス、ドイツ、スペイン語に関しても同じですが…)
イタリア語検定やCILSの勉強をしていてもあまり深い科学の話は出てこないので、そこが少し残念です。当然ですね笑。最近はyoutubeがあるので気晴らしにSCIENZATI subitoなんかを見たりしますが、ともかく本格的な専門書が簡単に買える場所が欲しいですね。非英語圏の諸外国の科学専門書を販売する本屋があればいいですね。
本日のイタリア語
Meglio un uovo oggi che una gallina domani.
明日の雌鶏より、今日の卵
=明日の百より今日の五十(『小学館伊和中辞典』第2版より)
何事も毎日継続しておこなうことが大切ですね。継続は力なり。
今回はここまでです、
お読みいただき、ありがとうございました。
山口研究室 B4 大木 風豪
大木風豪
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