久しぶりに使い倒してみました、ChemDraw。前回はこちら
というのも、ChemDraw18が数ヶ月前に早稲田で使用可能になったため。
いろいろ使いやすいor使いにくいところがありました。正直、バグじゃないかと思うような動きをするところもあって、たまにストレスフルです。
あと、ショートカットキーがまあまあ変わってます。
というわけで、キーボードでChemDrawを使いこなせるように、再度まとめてみました。
特に、レポートとか学会要旨とかスライドとかの作成がイマイチ遅い人、ぜひ使ってみてください。
「原子にマウスポインタを合わせてキーボード入力」編
特に数字で入力するところが変わってます。正直規則性がつかめず、使いにくいです。
個人的に「8」を押してtBuっぽいのを出すのは使い所が多かったので変更されてショックでした。
なんで8が二重結合なんだ?
他のアルファベッドでの入力はさほど大きな変更点はないように感じました。QとW押すとそれぞれ水酸基、アミノ基になるのは謎。
Zで三重結合が出るのは意外でしたが、使い所はあるのかもしれません。まっすぐ結合出てくれるので。
Shift+FでCF3になるのは前回もあったかな?初めて認識したかもしれません。便利ですね。
Shift+TでOTsを入力できたのが消えたのを残念に思う人はいるかも知れません。僕は使っていなかったですが。
「結合にマウスポインタを合わせてキーボード入力」編
前回は結合にポインタを置いてボールドだったりダッシュ線だったり、Upな結合を出す方法を示しました。それらは殆ど変わってません。
あえていうならShift+Bで太い二重結合ができることになったのがいいところかと思います。これは個人的に多用しています。
その他にもいろいろなショートカットがあるので今回はそれを新たに紹介します。
ただ、注意点として、三重結合だったり、イス型シクロヘキサンの入力もできるんですが、結合角がありえないです。
必ず直しましょう。ちゃんと研究している有機化学者はこんな結合角は描かないですよ(苦笑)
(シクロプロパンとかシクロプロパンとかも直したほうがもっともっときれいですね。)
(つまり、めんどくさいからあまりこれらのショートカットは使えないなぁ)
と、たくさん紹介しましたが、実はこれらはChemDrawのオンラインマニュアル上で紹介されています→リンク
英語なのでそれが苦、という人もいるかも知れませんが、一度調べてみるとそのあと時短できるかもしれませんね。
それでは今回はこのへんで。スパパパ、とChemDraw描けると気持ちいいですよ。
武藤慶
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