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第127回有機合成シンポジウムに参加しました!

こんにちは。M2の堀田陸です。今年もあっという間に11月になりスーツの上にコートを着るか着ないか迷う季節になりました。

11月にあるイベントといえば有機合成シンポジウムです!有機合成シンポジウムは年に2度春と秋に開催され、今回で127回目と由緒ある学会です。秋の本学会は毎年早稲田大学国際会議場で執り行われ、潤さんが実行委員長を務められています。そのため、B4とM1の過去2回はお手伝いとして参加しました。

そして今回、初めて発表者として参加させていただくことになりました!これまで卒論、若手の会、春季年会などで発表する機会はありましたが15分間の発表とホールでの発表は初めてだったためやや緊張するとともに本番がとても楽しみでした。

自分の発表は2日目だったので、1日目は他の学生の発表を聞いていました。M2になり、以前他の学会であった人や読んだことのある論文が増え、他の人の研究聞くことがこれまでと比較して楽しく感じました。また、今年からランチョンセミナーが導入され、メルク株式会社様からお弁当とお茶をいただきました。ごちそうさまでした!

夕方には大阪大の鷹谷絢教授の受賞講演がありました。異種金属二核錯体について非常にわかりやすく説明していただき、二核錯体について浅学な自分も聞き入ってしまいました。また、新しい触媒で新反応を見つけることの難しさを学ばせていただきました。

鷹谷先生のご講演!

その後、大隈ガーデンハウスで懇親会に参加しました。去年に引き続き須貝先生のご挨拶から始まり、久しぶりに会う方や初めて会う方、先生方と交流することができました。今年も豪華な食事とお酒を用意していただきましたが、自分は話に夢中になっており食事はほとんどいただくことなく閉会の時間になってしまいました笑。毎年、このような交流の場と豪華な食事を用意してくださる潤さん、有機合成化学協会の方々ありがとうございます!

その後、121号館の共通会議室へ移動し二次会が開かれました。今年はとても多くの方に二次会に参加していただき、大盛り上がりでした。ラボの居室での三次会にもたくさんの方に来ていただきました!自分は次の日発表があったため、26時半くらいには眠りにつきました。

去年よりも多くの方が二次会に!

そして二日目、懇親会で知り合った方々の発表を聞き、自分の発表順が来ました。いざ演台に立つと少し緊張しましたが、話し始めると緊張は消え、落ち着いて発表することができました。発表時間はぴったりに収めることができ、何度も練習した甲斐がありました。また、手持ちのマイクではなく初めてピンマイクを使ったのですが、とても発表しやすかったです。

堀田の口頭発表

自分の口頭発表は学生の中で一番最後だったのでその直後に40分間のポスターセッションがありました。懇親会でお話しした方や口頭発表を聞いて興味を持ってくださった方に来ていただきました。たくさんのご質問をいただき、自分の研究内容を初めて見た人がどこに疑問を持つのかを知ることができました。

ポスターを見に来てくださった方々ありがとうございます!

本学会最後の発表は東京科学大の中島裕美子教授の受賞講演でした。企業と連携してご自身の研究の社会実装を実現されており、工業的に使われている既存の手法に勝る技術を開発されていることに感銘を受けました。この度はご受賞おめでとうございます。

中島先生のご講演!

そして会の最後には、表彰式と閉会式がありました。今年は最優秀発表賞1名と優秀発表賞6名が選出され、なんと堀田も優秀発表賞をいただきました!!本学会は自分にとっては3年間の集大成であり、潤さんの名前が入った賞状をいただくことができてとても嬉しかったです!潤さんをはじめこの学会の運営に関わってくださった方々、資料の作成や発表練習に付き合っていただいた英介さん・陽さん、応援してくれたラボの皆さん、懇親会等で交流していただいた方々、貴重な経験をありがとうございました!

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堀田陸

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Made up of 20 amino acids
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