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Stephen G. Newman先生講演会

8/21に、カナダオタワ大学のStephen G. Newman教授を本学に招聘して講演会を開催しました。

中国の天津で開催されたOM&Cat-6に参加した後に来日されました。潤さんもOM&Cat-6に参加しており、そこでNewman教授とお会いされていました。学生と話すのが楽しみとおっしゃっており今回の講演がとても楽しみでした。

OM&Cat-6にて

朝、英介さんがNewman教授を迎えに行き、早稲田121号館に到着。午前中は潤さんとお話しされた後、自分を含め学生とのディスカッションをしていただきました。ディスカッションしたい人を潤さんが募り、絶対やりたかった自分はすぐ志願しました!!博士の先輩方の中、M1ながら参加させていただく機会をいただき初のディスカッションに臨みました。自分のテーマについて、反応機構や反応が進行しない原因の考察について沢山のフィードバックをいただきました。自分の化学が伝わったこと、難しい挑戦だけれど面白いことをやっているから頑張ってと鼓舞していただいたことがてとても嬉しかったです。貴重なお時間でした。潤さん、参加させていただきありがとうございました。

お昼はリーガロイヤルホテル東京のダイニングフェリオでビュッフェを食べました。カトケンさん、自分とディスカッションをした先輩方でNewman教授を囲みました。カナダの学生の奨学金制度やアカデミックについて日本とカナダの違いなど熱くお話ししました。加えてSteveって呼んでーっておっしゃっていたこと、日本の夏の暑さは別に大丈夫、日本のラーメンが好きだということを聞き親近感が湧きました。研究室に戻ってからも設けていた休み時間を削ってディスカッションしていただきました。

昼食@リーガロイヤル

そして西早稲田キャンパス63号館にて”Engaging esters, aldehydes, and alcohols in cross-coupling”のタイトルで金属触媒を用いたカップリング反応について沢山お話しいただきました。High Throughput Evaluationによる怒涛の条件検討で反応の探索を行っていたこと、P2N2配位子やbidentate 配位子などかっこいい配位子が登場したことが印象的でした。開発した反応の機構について詳しいストーリーをお話しいただき勉強になりました。学生からの質問にすべて丁寧に答えてくださり理解が深まりました。

講演後はスタッフと夜ご飯へ。その後2次会としてラボ飲みに参加していただきました。カナダの観光スポットなど僕らの質問に気さくに答えてくださり、また熱い化学の話をしてただきました。アジア人も多くカナダにいて研究しているとのことで一度行ってみたいなと思いました。またひかるくんと自分はサインをいただきました。宝物です!All the best!!

Newman先生ありがとうございました。いただいたアドバイスを元に今日早速反応を仕込んでみようと思います。

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白井亮太朗

白井亮太朗

M1
M1。山口研のタロウ サッカー/F1/野球  スタミナ◎

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