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久保、Accounts of Chemical Researchにて論文出しました!

こんにちは! 先日留学から帰ってきました、D2の久保です。円安のせいで修羅の国と化したアメリカから帰国して以来、ほぼ毎日ラーメンを食べています。安くて美味しくて最高です。留学中よりも帰国してからの方が太ってしまったため、週3回ジムで汗を流すようになりました。

さて、本題の件です。今回、アメリカ化学界のAccounts of Chemical Research誌にて、アカウント論文を出させていただきました。タイトルは”Divergent Transformations of Aromatic Esters: Decarbonylative Coupling, Ester Dance, Aryl Exchange, and Deoxygenative Coupling”です。研究論文ではなく、芳香族エステルの脱カルボニル型カップリングを中核として、山口研のこれまでの成果をまとめさせていただきました。オープンアクセスですので、お読みいただけますと幸いです。

Divergent Transformations of Aromatic Esters: Decarbonylative Coupling, Ester Dance, Aryl Exchange, and Deoxygenative Coupling
Kubo, M.; Yamaguchi, J.
Acc. Chem. Res. 2024, 57, 1747–1760.

今回は、潤さんから芳香族エステルを扱っている学生の末裔としてお声かけいただきました。内容としては、主に先輩方が開発・発展してきた芳香族エステルの脱カルボニル型カップリングをはじめ、エステルダンスやエステル交換、脱酸素型カップリングについてまとめさせていただきました。読者にエステルの化学を面白い!と思ってもらえるよう頑張りましたが、論文数が非常に多く、綺麗に書き上げることに苦戦しました。査読では説明不足な点を多く指摘され、力不足を痛感しました。アメリカからの帰路についた時に査読者からのコメントが返ってきたため、作業時間がうまく取れず、久保は役立たずとなってしまいました。加筆訂正を含め、潤さんには多大なご迷惑をおかけしました。次に執筆する論文では、自力で完成度を高めることができるよう、精進します。

Most Read Articleに選ばれました!

幸運なことに、本論文はMost Read Articlesに選出いただくことができました!微力ながら、当研究室の化学を広めることに貢献できてよかったです。長い論文となりましたが、是非お読みいただけると幸いです!

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D2。三度の飯と化学が好き。

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