Blog

コヤマのステキな院試期間

こんにちは、B4の小山です。

約1ヶ月の院試期間が終わりました。

山口研究室では、大学院入試を受ける学生を含め、全員がM1の先輩が作成した研究室独自の有機化学のテスト、通称「裏院試」を受けます。

大学院入試を受ける人は、有機、無機、生物の3科目を勉強しなければならないので、有機化学との勉強の割合を考えて対策するのが大変そうでした。私は推薦入試だったので、1ヶ月間有機化学のみを勉強しました。この1ヶ月間の経験を、そのときの心境と共にここに記したいと思います。

 

6/15に院試がんばれ飲み会がありました。一時実験終了の合図という認識でした。焦ってました。

 

月曜日から実験完全ストップで1日中勉強の生活に切り替わりました。121号館は広いですが、最初は勉強場所探しに苦労しました。できるだけ静かで1人になれる空間がいいので、実験室や机のたくさんある地下は厳しかったです。最終的に5Fのエレベーターホールの机に落ち着きました。あまり人通りがなく静かで、若干暗くてポツンと机がある感じだったので、自分と一体化してとても集中できました。

モチベーション的には、実験や抄録会、RMで先輩が言っていることが理解できないことが嫌だったので、それをマシにしたいという思いと、ディスカッションのときに潤さんが直接がんばろうと言ってくださったので頑張らなければ!という思いでした。

今までやってきた有機の勉強は、授業、福山本、ぱらぱらめくったマクマリーくらいだったので、しっかり基礎を理解したいという思いからウォーレン有機化学をみっちりやろうと頭から読み始めました。最初の1週間はただ1人で書いてあることを読んで、納得して帰る、の繰り返しだったので、喜びがなく精神的にしんどかったです。

2週間目で上巻の後半に入ると、今まで自分が当たり前で簡単だと思っていた基本的な反応をしっかり掘り下げて書いてあるような内容に入ったため、一気に読むのが楽しくなりました。それと同時に内容に対する疑問がぼろぼろ出るようになったので、毎日の終わりに直上に質問するようにしました。毎日1時間弱付き合ってもらったの、感謝しかないです。

これって、高校のときの数学の勉強と同じで、一人で勉強した後に数学の先生のところに行って質問していたことを思い出しました!3年越しに似たようなことしているの面白いなーと思いました。楽しかったです。

下巻に入ると、もはや自分がほとんど知らない内容だったのですが、上巻をしっかり読んだおかげで、その知識をもとに理解できている感じがあって嬉しかったです。裏院試までに全ての内容を終わらせることができないとわかっていたため、やった方がいい章を聞いてやったのですが、そこがテストにちゃんと出ました。それだけ大事ということを実感しました。

後半の方はモチベーションを意識することなく、黙々と楽しんで勉強に取り組めました。

この感じで最後までやれたので、ウォーレンを全て終わらせることができなくて焦りはありましたが、穏やかな状態で裏院試に臨むことができました。

 

研究室が本格的に始まって本当に怒涛の2ヶ月でした。自分の新たな一面を見つけることも多いです。研究生活に戻ってからも、ずっと楽しいと思えるように頑張りたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

The following two tabs change content below.

小山万結子

B4山口研究室

最新記事 by 小山万結子 (全て見る)

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP