昨日16:30より米国スクリプス研究所のRyan Shenvi先生(以下Ryan)をお招きし講演会を主宰しました。
今回の来日は新学術領域「中分子戦略」が主催する国際会議「ISONIS-11」@淡路島の講演のため。初めての日本で、本学が初めての日本の講演です。RyanはBaran研究室の第一期生であり、私がポスドク時の5年生でした。Baran研究室でも最も優れた学生の一人であり、コーリー研でポスドクをした後、スクリプス研究所で助教授、2014年より准教授です。
前日に羽田に迎えに行き、10年ぶりの再会。
その日はラーメンを食べた後に、二人で飲みに行きました。翌日は朝からディスカッション。お昼を食べ、その後も学生や他の先生方とディスカッションをお願いしました。
その後、講演会へ。淡路島で天然物合成の話をするということで、反応開発の話をしていただきました。最近行っているコバルトのHAT反応の話が中心で、繊細なトークで皆を魅了しました。Shenvi研のはじめての日本人ポスドクである岩崎さんや他大からの聴講もあり、部屋も満員でした。今回は、早稲田大学・大阪大学・淡路島での講演のみですが、来年は有機合成化学協会のレクチャーシップアワードを受賞しているので再来日します。Ryanすばらしい講演をありがとう!
山口 潤一郎
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