導入してかなり経ちますが、365 nmの紫外光光源を導入しました。CCSの8332A、UV-LEDスポット照射器です。
学生時代に同等品を愛用していましたが、スペックに大差がなかったので安価なこちらを選びました。
当時、ハンディUVライトでは全く反応が進行せず、ラボに眠っていた高圧水銀ランプを引っ張り出してきたり(ランプを覆う水冷ジャケットがあっという間にお湯になるくらい強力でした)、色々と奔走した結果スポット照射器に行き着きました。
スポット照射器最大の長所は、照射強度と利便性のバランスが優れていること。
照射強度は申し分ない上、コンパクトなので場所を選びません。照射ヘッドも小さいので遮光も簡単です。高圧水銀ランプやキセノンランプと比べると発熱が少ないこともメリットだと思います。
あと実際に比べたわけではないですが、長時間の使用による波長の変化も少ないとのこと。1つの電源に4つの照射ヘッドが接続でき、それぞれを独立にON/OFFできます。
実際に使ってる様子がこちら。照射強度は常に100%で使ってます。タイマー機能もありますがMAXで99秒なので、滅多に使いません。数時間単位で設定できると使う機会が増える気がします。次回は増設した可視光光源について書こうと思います。
2021年は山口研から光反応の論文を出す年にします。
今年も宜しくお願い致します。
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