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川又さん講演会

こんにちは!D1の森田です。

5月22日に米国スクリプス研究所、Baran研の川又 優 研究員にご講演していただきました(講演会情報)。

 

川又さんの略歴を紹介いたします(研究室HP)。2016年に京都大学の丸岡啓二教授のもとで博士号を取得された後、米国スクリプス研究所のPhil S. Baran教授のもとで博士研究員を務められました。その後、2021年から同研究室でSenior Staff Scientistとなり、2024年から現職のInstitute Investigatorを務められています。

山口研主催の講演会では、その前に講演者の方と学生を交えてランチと、一対一のディスカッションをしています。もちろん、講演会後には飲み会も🍺

ランチ「森の風」

最初は、川又さん、小田木さん、同期の稲垣くん(D1)と4人でランチに行きました。

場所は、早稲田大学26号館の最上階にある「森の風」というレストランです。
普段は教職員の方がランチに来るところで、僕もはじめて入る場所でしたが、雰囲気が落ち着いていて、外の景色もすばらしかったです。全員でカレーを食べながら、Baran研での研究生活のことや、家族とのプライベートことまでお話して、とても楽しい時間でした。

研究室では最近は自分で実験はしておらず、マネージメント業がメインになっているそうです。
普段のディスカッションでは、「何をしたいか」の仮説ではなく、反応をかけて「何が得られたのか」を大切にしているそうで、副生成物から新しい化学が生まれるとおっしゃっていました。

また、natureやscienceなどのハイジャーナルに投稿するために、論文の書き方を工夫して、特に研究背景の伝え方を大切にしているそうです。

私生活面では、研究室での生活が基本のため、家に帰ることが最大の仕事と言っていました笑

スクリプス研究所はアメリカのサンディエゴに位置し、非常にすごしやすい気候のため、普段の生活も快適だそうです。快適過ぎて、ハワイに行ったときには、逆に蒸し暑く感じてしまったそうです笑

1対1ディスカッション

ランチが終わり、研究室に戻った後は、川又さんと一対一で僕の研究についてディスカッションしていただきました。川又さんの化学への探究心が非常に高く、一度研究内容を話しただけで、クリティカルなアドバイスをしていただきました。ありがとうございます!川又さんにいただいたアドバイスを検討してみたいと思います。
同期の稲垣くんも、非常に充実したディスカッションだったと言っていました。

講演会

対面でのディスカッションの後は、川又さんに最近の電解反応に関する講演をしていただきました。
演題は「Synthetic Electrochemistry: Leaping Into a New Era」でした。この講演会からも、研究背景の組み立てを大切にされていることがわかりました。
山口研究室の学生も、いつものようにたくさん質問をして、活発な議論をすることができました。
新しく入ったB4の学生には研究室での初めての講演会でしたが、臆することなく質問をしていて、山口研の積極性を発揮していました。

ディナー&飲み会

講演会の後は、潤さんと英介さんの三人で四谷三丁目の「の弥七」でディナーに行かれました(食べログ)。写真を見た感じ、とても美味しそうでした😋 その後は研究室全員で飲み会をしました。ランチのときには聞けなかった貴重な話を伺うことができて、大変楽しい時間でした!

川又さん、お忙しい中、ディスカッションと講演会をしていただき、ありがとうございました!

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森田直樹

D1 (LD3)山口研究室
趣味:バイク、ランニング、登山

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