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研究室の在庫管理アプリを作った話

ご無沙汰してます。小田木です。あっという間に1年目が終わり、2年目に突入です。
今回は、研究室物品の在庫管理用にアプリを作ったお話です。
研究室の在庫管理って、意外と大変じゃないですか?「あの試薬、まだある?」「カラム、どこに何本?」「誰が最後に使った?」などなど。さらに、研究室で使用する消耗品は多岐にわたり、有機系ですと試薬からディスポーザブルシリンジ、パスツールピペットなどのガラス器具やTLCプレートなど挙げればキリがないですね。これら消耗品は、日常の実験になくてはならないもので、在庫を切らしてしまうと納品されるまで実験ができないなんてこともあり得ます。円滑な研究室運営のためにも、消耗品の在庫管理はとても大事です。
山口研究室では、試薬以外の消耗品在庫管理に「Tana」というアプリを使っていました。開発に山口研も一枚噛んでいたこともあり、痒いところに手が届く的な非常に優秀なアプリです。後継アプリの開発の話もあったようなのですが、大変悲しいことに社内事情により開発は中止。アプリがアップデートされないため、OSが新しくなるたびに使用できない人が増え続けていく状況でした、、

Tana(出典:公式X)

ということで、在庫管理をどのようにするかと話し合ってたのですが、良いのがないならアプリ作っちゃえばいいんじゃね?と急に思い立ち、アプリ制作未経験者ながら「Claude」を使って作ってみました。ちなみに、私自身は、htmlの読み書きもできなければ、Pyshon?JavaScript?なにそれ美味しいの?な化石人間です。一応こだわったのは、利用に関しては完全無料であることと、WebアプリにすることでOSのアップデートなどで使えなくならないようにすることくらいです。

使ったもの
⚫︎ Claude [クロード]:無料版でもアプリは作れるのですが、すぐに利用制限されるのでProプラン($20)を課金しました。
⚫︎ firebase:データの同期に使用しました。無料のSparkプランです。
⚫︎ googleアカウント:使用ログをfirebase経由でスプレッドシートに残す仕様にしました。

やってみてわかったことは、Claudeすごい。最初に、「研究室の在庫管理アプリを作りたい。」と打ち込めば、ほぼそのまま使えそうなレベルのものが出来上がってきました(画像左)。そこから、学生とあーでもないこーでもないと修正や機能追加を行い、とりあえず運用版になりました(画像中央と右)。わたしがやったことは、お金を払ったこととAIにお願いしたことくらいです。欲しい機能をうまく言語化できなくても、とりあえず適当にお願いすれば良い感じのが出来上がってました。
また、Claudeのすごいところはブラウザを操作しデバックまで完全自動でやってくれるところです。これによりバグが出た際に、「***なバグがある」と打ち込めば、ブラウザからアプリを実際に操作し、バグの再現から原因究明、修正までやってくれちゃいます。いやー、最近のAIって本当にすごいですね。

ということで、実際に作ったアプリを使ってますが、今のところ問題なさそう、、?せっかく作ったので長く使いたいものです。

 

 

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小田木陽

小田木陽

講師(任期付)

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