先日、第11回大津会議に参加してきました。
大津会議とは
・日本の有機合成化学が今後も世界をリードし続けるため“真のリーダーを早期から養成する”ことが不可欠であるとの認識の下に、「大津会議」を開始しました。
・大津会議では、優秀で志の高い若手研究者が全国から集まり、相互に多様な刺激を与え合い、有機化学分野の知識・技術を基盤とした専門性に更に磨きをかけます。
・組織委員等による研究哲学の薫陶、同世代との交流等を通じて、広い視野の元で画期的なビジョンを創造する力、専門領域を超えダイナミックに研究を展開する力といった、日本の科学界全体をリードする資質を養成します。
・大津会議修了者は、将来国際社会に通用する卓越した研究者へと飛躍し、日本の科学技術の発展、国際競争力の向上に貢献することが期待されます。さらにはこの中からノーベル化学賞受賞者が輩出されることを目指します。 (ホームページより)
今回はコロナの影響もあり大津会議史上初めて(そして最後?)のオンライン開催でした。
なんとか対面で開催するために例年より開催時期を後ろ倒ししたりと運営の方々は色々と考えていてくれたのですが、緊急事態宣言発令ということもあり無念のオンライン。
委員の先生方、ファシリテーターの方々、そして同期のみんなに直接会えなかったのは非常に残念でした。
しかし、英語の口頭発表をオンラインでできたのは緊張が少なくて良かったかもしれません。ただでさえ英語が苦手なのにそこに緊張も加わっていたと考えるとゾッとしてしまいます。
自分の発表はおかげさまでなんとか無事に終えることができました。
同期の研究内容やプロポーザルを聞くとさすが大津会議といったところでしょうか。普段の学会よりも面白い講演が多いですね。
飲み会でしか会ったことない人や初めて会う同世代の人が色々化学を考えて面白い発表をしていたりするのは良い刺激です。
交流会(飲み会)はオンラインでも意外と楽しかったなという印象です。研究室の飲み会はオンラインだとなんのためにやるのか意味がわからないですけど、学会のような初めましての人たちや久しぶりの人たちとの飲み会はオンラインでも楽しいものですね。もちろん対面の方がずっと楽しいですけど
休み時間に急に一人になってしまったり雑談や交流がほとんどないことは残念でしたが参加できて良かったです。
一色遼大
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