10月23日に二報目の論文がSynlettからpublishされました!DOI: 10.1055/s-0036-1589120
おなじみの芳香族エステルの脱カルボニル型反応でケトンのα位をアリール化しました。
初めてもらったテーマを一色初の第一著者の論文として報告できるのは感慨深いものがあります。
副反応のエーテル化ばかり進行してしまったり基質適用範囲が全く広がらなかったりといった理由で半年以上引き出しに封印されていたテーマをついに論文として発表することができました。
結局エステルの適用範囲はびっくりするほど狭いままですが良しとしましょう。

通称ヘンテコキノリン
現在は三報目の論文の投稿を目指して実験中です。
一色の今後の活躍にご期待下さい!
基質適用範囲を広げてあげるよという方は連絡してください。
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一色遼大
博士 : 早稲田大学山口研究室
卒業生。英語が得意。ずっと近場で一人暮らしをしている。
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