8月5日から7日に、第49回若手ペプチド夏の勉強会に参加しました。潤さんは依頼講演・僕は一般講演です。
ちなみに若手ペプチド夏の勉強会とは、
“若手ペプチド研究者が中心となりペプチド研究の基礎から始まりケミカルバイオロジー、創薬などの高度な研究領域に挑戦している先輩先生方と活発な討論を行うことで、今後のペプチド研究を担う若手研究者を育成すること”
を目的とした勉強会であり、今年のペプチド勉強会は、「新世界三大夜景」に認定された長崎県稲佐山にあるホテル「長崎ブルースカイホテル」で行われ、約150名の若手研究者が集まりました。要項はこちら。
ちょうど出発日、九州地方に台風が接近中ということで、飛行機は飛ぶのかと非常に心配でしたが、問題なく長崎空港に到着。長崎市内の商業施設で長崎ちゃんぽんとお寿司を食べてから会場へ行きました。
講演会では、先生、学生含め総勢29名が発表し、非常に多くの講演を聞くことができました。
内容は、ペプチド合成から生化学まで様々で、内容をフォローしきれない講演も多くあり、”ペプチド”のすそ野の広さを実感しました。潤さんは研究を1秒も話さず、ケムステの話をしていました。僕も一般講演で発表させてもらいましたが、以前発表した年会よりも長い10分の発表ということで、原稿を覚えることに苦労しました。緊張してたくさん噛んだり、一部原稿が飛んだりと、自分の力不足を痛感しました。
懇親会も非常に賑わっていました。学生に知り合いがいなかったのでとても不安でしたが、なんとこのブログを読んでくださっている学生にお会いし、たくさんお話することができました。
2日目の懇親会では、タクシーを呼んで稲佐山の頂上へ行きました。新世界三代夜景に認定されるのも納得の素晴らしい景色でした。そのままタクシーの運転手に勧められるがまま、福山雅治の実家、女神大橋を通って対岸のおわん山で夜景を眺め、最後に思案橋の飲み屋で飲んでから帰りました。楽しい深夜観光でした。
みなさんのパワーで台風が太平洋側へそれていったので、心配されていた出発日の天気も全く問題なく(むしろ晴天で汗だくになりました)、少し観光をしてから長崎を出発しました。
雰囲気がよく、とても楽しい勉強会だったので、潤さんと来年も参加することを決意しました。4年生もとても多かったので、来年は強そうな4年生をつれていくそうです。少しでも発表できる内容が増やせるよう、研究を頑張りたいと思います。
最後に、このような素晴らしい勉強会の企画・運営をしてくださった、長崎大学の大庭先生、鹿児島大学の加藤先生、国立医薬品食品衛生研究所の出水先生と、学生の方々に御礼申し上げます。
浅子貴士
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