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See’s Candies

See’s Candies(シーズキャンディーズ)は米国カリフォルニア発のチョコレート。カリフォルニア州サンディエゴにあるスクリプス研究所に3ヶ月間留学していた鈴木真くん(博士課程2年)がお土産をおくってきてくれた。ありがたい。なにが欲しいといわれたので、スクリプスのポロシャツも捨てがたかったが、懐かしい、See’s Candiesをお願いした。ほんとはチョコレートの方が欲しかったのだが、本当に”キャンディ”の方を送ってきてくれた。どうやら調べてみると、いまは表参道と銀座にあるらしい。

特別おいしいというわけでもなく、まさにアメリカ!といったチョコレートだが、アメリカにいって、新鮮な果物やくそ甘いスイーツが食べられるようになった僕にはかなり思い入れがある商品の1つ。

およそ11年前、博士課程2年の夏。海外にいったことのなかった僕は、これはまずいと思い、当時研究室の助教であった庄司さんの同僚が、サンディエゴのベンチャー製薬会社で働いていたため、お願いして1週間ホームステイをさせてもらった。その2ヶ月後にサンディエゴに研究留学にいくことになるとはつゆ知らず。その時、お土産として大量に買い込んだのがこのシーズキャンディーズ。当時は甘くておいしいと好評だった。留学後もこれがお土産だった。

結局、博士研究員もサンディエゴにいくことになり、1年半サンデェゴ生活を終え、名古屋に助教として着任した際も、これをお土産としてもっていった(気がする)。理由は、空港でもっとも売っているお土産だったから(苦笑)。懐かしく思う。ちょうど10年前は博士課程3年。博士研究員の生活を思い浮かべながらD論を考え始めたときだった。

1ヶ月間、先生に「D論を書いてますよ!」といいながら、元素と技術士の2冊の本を書いていた日々(苦笑)も懐かしい。10年後の自分は予想していただろうか。とりあえず、独立はしていてよかった。

と、くそあまいシーズキャンディーズを食べながら昔を思い出す。真くんありがとう!

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山口 潤一郎

教授早稲田大学
趣味はラーメン、マラソン、ダイビング、ウェブサイト運営など。化学の「面白さ」と「可能性」を伝えるために、今後の「可能性」のある学生達に,難解な話でも最後には笑って、「化学って面白いよね!」といえる研究者を目指している。.化学ポータルサイトChem-Station代表兼任。

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