Building molecules
分子をつなぐ。
人類が最小の機能分子「分子」をつなぐ方法、つまり分子構築法を研究し始めてからおよそ200年。長いように思えますが、文学や法などの研究はもちろん、科学においても機械などマクロの構築学に比べて極めて新しい
分子をつくる以上、結合の切断と形成は表裏一体です。自在な分子構築を達成するためは望みの結合を切断することからはじまります。安定な炭素—炭素結合の切断に伴う新しい分子結合形成を目指し、それらを促進する
開発した触媒は既に機能が約束された分子群、例えば医薬品候補分子や天然有機化合物の合成に利用します。それだけでなく未知の機能分子の創製やその機能解明にも挑戦し、全く新しい機能分子を創ることが最終的な目標