こんにちは!B4の菊池です。
もうすぐ八月、そろそろ夏休みが始まる方も多いのではないでしょうか。夏休みにむけてあれこれお出かけの予定を考えているのですが毎日暑くてたまりませんね。先日山に登ったときには汗が滝のように出て辛かった記憶があります(苦笑)そこで今回は前回とは打って変わって日帰りで行けて夏気分が味わえる神奈川の「島」を紹介したいと思います。島の見どころとアクセスについて説明していこうと思います。今回も写真は僕が撮ったものだけを載せてあります。
江ノ島
やっぱりきたかと思った方も多いはず。「神奈川の島といえば?」と10人に聞いたら11人が江ノ島と答えそうなレベルです。江ノ島は湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島で、普段は海で隔てられていますが、干潮時には陸続きになるトンボロ現象が起こります。トンボロ現象といえばフランスのモン・サン・ミシェルが有名ですね。江ノ島は神奈川のモン・サン・ミシェルと言っても過言ではないのではないでしょうか。そんな有名な江ノ島はみなさんも行ったことがある、または知っているという方もいらっしゃるとは思いますが簡単に紹介したいと思います。
アクセス
最寄り駅は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」ですが、江ノ電「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」からも歩いていけます。鎌倉などの観光と一緒に行くのであれば江ノ電、モノレールに乗ってみたいのであれば湘南モノレールを使うと良いと思いますが、直接向かうのであればJR「高田馬場駅」から「片瀬江ノ島駅」のルートで約75分です。駅からは歩いていき、弁天橋を渡ると江ノ島に着きます。
・江ノ島シーキャンドル
夜になると江ノ島で光っているものが見えますがそれはこの展望灯台の光です。江ノ島で一番高いところで、遮るものが何もなく360ºの大パノラマが楽しめます。サムエル・コッキング苑という南国をモチーフにした植物園の中にあり、その入場料と展望灯台に登るために合わせて500円ほどかかりますが、他の施設と合わせて使えるお得なチケットもあるようなので行く予定であれば事前に調べておくことをお勧めします。
・稚児ケ淵
僕は何度も江ノ島に訪れましたが、一番好きなのはこの稚児ケ淵です。関東大震災の際隆起した岩場らしく、その圧倒的な自然を感じさせる景色に感動すること間違いなしです。西を向いていることもあり、夕暮れ時には神秘的な雰囲気に包まれます。神奈川景勝50選にも選ばれています。海が荒れているときや天候が悪いときは封鎖され岩場に降りられないことがあるので注意してください。
・江ノ島岩屋
台風の被害によってしばらく閉鎖していたのですが2018年4月28日に営業を再開したようです。岩屋内について詳しく説明すると長くなるのでここでは省略しますが、ロウソクを持ちながら長い岩屋を進んでいくのは非日常感を味わえてとても良い体験になるのではと思います。入場料は500円です。
総評
主要な見どころを見て回るくらいなら半日程度で終わるので、他の観光と合わせても良いかもしれません。道は整備されていますが、階段が多く稚児ケ淵や岩屋まで行くと結構歩くので、歩きやすい格好で行くことをお勧めします。一応「エスカー」という有料で楽に移動できるエスカレーターがあるので使うことも考えておくと良いかもしれません。
城ヶ島
城ヶ島は三浦半島南端に存在する島で、神奈川県の最南端でもあります。自然がしっかりと残されていて、特にどこまでも続くような広大な岩場には圧倒されることでしょう。僕は何度か訪れたことがあるのですが毎回”最高”という感情しか湧き上がってきません。そんな“最高”な城ヶ島について熱く説明していきたいと思います。
アクセス
島といっても城ヶ島大橋という橋で繋がっているので船に乗る必要はありません。最寄り駅は京急「三崎口駅」でそこから路線バスに乗っていくのが一番良いと思います。バスは一時間に2~3本で30分ほど乗れば城ヶ島に着きます。JR「高田馬場駅」から京急「三崎口駅」まで約100分なので合わせて約130分くらいでしょうか。ちなみに「三崎口駅」から徒歩一時間ほどで行くこともできるので長距離歩くことが好きな方であればお勧めです。
・県立城ヶ島公園
城ヶ島の東の大部分を占めている大きな公園です。公園内に特にスポットがあるわけではないですが、小さな展望台があるのと自然の中を散歩できるのでとても良いところです。
・安房崎灯台
「あわさき」灯台と読むようです(絶対読めない)。城ヶ島の東端にあるあまり大きくはない灯台。中に入ることはできず灯台自体特に何かあるわけではないのですが、とにかく灯台を含めた周りの景色が最高です。東端にあるということで、初日の出のスポットとしても知られています。
・馬の背洞門
馬の背洞門は波が岩を侵食してできたものです。奇妙な地形は見ていて楽しいものです。残念ながらもろく崩れやすくなっている可能性があるとのことで上に登ることはできません。
・長津呂の磯
城ヶ島西端に位置する磯です。ここも岩場が言い表せないほど良いところです。西端に位置しているので夕日がとっても綺麗です。ぜひ夕暮れ時に訪れたいですね。
・城ヶ島灯台
安房崎灯台が東なのに対して、城ヶ島灯台は西に位置しています。この灯台も中には入れず特にこれといってないのですが、少し高いところにあるので岩場を上から見ることができます。あと少し離れたところに僕が好きな「海への祈り」の像があります。一緒に海へお祈りしておきましょう。
総評
城ヶ島は島全体が”最高”です。島を一周するだけでもかなり時間がかかりますし満足できると思います。唯一マイナスな点を挙げるとしたら、夏はフナムシが大量にいることでしょうか(虫嫌いな僕ですがフナムシは特に無理)。
猿島
猿島は東京湾に浮かぶ唯一の無人島で、昔は砲台などが置かれ「要塞の島」として機能していました。無人島、要塞の島…聞いているだけでワクワクしますね。知らない方も多くいると思うので説明していこうと思います。ちなみに猿はいません(笑)
アクセス
無人島なので橋がかかっていないため船を使います。JR「高田馬場駅」または副都心線「西早稲田駅」から約80分かけて京急線「横須賀中央駅」に向かいます。駅から徒歩15分の三笠桟橋で往復1300円の船のチケットを買い、一時間に一本出ている船に乗って10分ほどで猿島に着きます。船の時間に合わせていけば120分ほどで着くでしょう。個人的に船に乗って島に行くだけでテンション上がるのですが、乗船時間が短いとはいえ普通に揺れるので船酔いしやすい人は注意です。また、帰りの船は17時が最終なので乗り遅れないように注意しましょう。
・切り通し
かなり大きな切り通しが長く続いていて、昔兵舎や弾薬庫として使われていた要塞施設がたくさんあります。不思議な雰囲気が味わえる場所です。
・愛のトンネル
なんで愛のトンネルと呼ばれているのか僕はわかりません(忘れてしまったのかな…)。とにかく長い煉瓦造りのトンネルで中は結構暗くてびっくりします。愛のトンネルを抜けた地点はまた他のトンネルへと続いているのですが、廃墟感があって面白い場所です。
・砲台跡
「要塞の島」であったためあちこちに砲台跡があります。跡なので大きな円形の広場があるだけにも思えますが、ここから砲撃していたのかなぁと思い馳せてみるといいのではないでしょうか。
・展望台
あまり大きくない上に老朽化が進んで登れない展望台。しかし、その展望台広場からは見晴らしの良い景色が楽しめます。
総評
無人島なだけあって自然も素晴らしいですが、要塞施設の不思議な雰囲気が楽しめます。実はあまり大きくなく、半日で十分周れてしまうので、横須賀観光などとセットでいかがでしょうか。
以上神奈川の「島」を三つ紹介しました。どれも本当に良いところで夏気分を味わえてとても楽しめるはずです!どこか行きたくなってくれたら嬉しい限りです。
ご拝読ありがとうございました。
菊池拓成
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非常に興味深い記事です。
観光ブック顔負けです。グルメ編も希望します。