本日より、緊急事態宣言が発動しました。
これまでも、研究室を自主閉鎖に向けて進めてきましたが、本日より大学の閉鎖により、研究室は完全閉鎖となりました。東京・大阪など緊急事態宣言の対象となった地域では同様の状況ですね。特に有機化学系の研究室は、実験=結果であるところは多いと思います。
修士1年にとっては、卒論明けで実験を再開し一番楽し時期、修士2年の博士課程進学希望者は学振手前でなんとか論文を出そうとしているとき、就職活動もしなければならない子も多いです。新4年生にとっては、研究室生活がはじまり、研究ができるとワクワクしている時期でもあります。
ついでに、4月末の新棟への研究室移転を計画しており、そもそも一定期間研究ができなくなるときでもありました。そんなときに、研究がストップしてしまうのは残念で仕方ありません。
と、一時期は思ったことはありますが、実はそんなに悲観しておらず、ピンチはチャンスだと思っています。
日常的な、研究という名の実務作業で実はあんまり頭を使ってない人は多いのではないでしょうか。当研究室も例外ではなく、ディスカッションにならないなと思うことが多々ありました。当たり前ですが、研究は実験だけでなく、それを考える知識が必要なのです。
こんなに集中して勉強できるときはもう二度とありません。幸いにも当研究室はオンライン化が進んでいたので、全員システマティックに在宅研究をすすめることができていると信じています。
予定ではたった2周間ですが、1ヶ月、数ヶ月、半年と在宅を迫られることがあってもおかしくないと思います。これをネガティブにとらえず、チャンスをものにしていくことが重要です。ただ、いってしまえば引きこもりなので、精神的な意味でのサポートもしていきたいと思います。
というわけでみんなでがんばるぞー!
山口 潤一郎
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