山口准教授がFACS Distinguished Young Chemist Awardを受賞

山口准教授が、FACS Distinguished Young Chemist Award (アジア若手化学者賞)を受賞しました。

FACSとはFederation of Asian Chemical Societiesの略で、アジア化学連合のこと。FACS Awardとして4つの賞区分を設け、奇数年に選考されます。そのうちのひとつである”Distinguished Young Chemists Award“は日本化学会の進歩賞のアジア版ともいえる賞であり、候補者は40歳以下の年齢制限があり顕著な業績を挙げている化学の若手研究者が対象です。

この賞は受賞の対象分野を『有機化学、無機化学、物理理論化学、分析化学』の4項目を毎回交互に回し異なる広い分野の候補者へ賞の授与を行っており、今年は有機化学が対象でした。つまり8年に1回しかその機会は回ってきません。

山口准教授は日本化学会の推薦により候補者としてノミネートされ、この度”FACS Distinguished Young Chemist Award 2017 in Organic Chemistry“を授与されることが決定しました。日本人による受賞は今回が初めてとなります。

山口准教授は2017年7月23-28日にメルボルンで開催される17th Asian Chemical Congress (17th ACC)において賞の授与式に出席するとともに受賞講演を行う予定です。

関連リンク

2017年 FACSの賞 Distinguished Young Chemist Award 2017 in Organic Chemistry 山口潤一郎准教授が受賞|日本化学会

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