10月28日（金）63号館03会議室にて以下の講演会を開催します。
講師の小林淳一先生は、これまで30数年にわたり、沖縄産の海洋生物（海綿、ホヤ、渦鞭毛藻、など）、陸上の植物（イチイ，ユズリハ、ヒカゲノカズラ、オトギリソウ、など）、海洋微生物（海洋細菌、海洋由来真菌、など）と陸上微生物（放線菌など）から、1000を超える新規生物活性天然物質（アルカロイド、マクロライド、ポリケタイド、テルペノイド、など）を単離、構造決定しており、これらの化合物の中には、新しい医薬品のリード化合物、あるいは生体機能解明のためのバイオプローブ（研究用試薬）として期待されるものが数多く含まれています。天然物化学は日本を代表する化学であり、その化学を第一線で牽引してきた世界に名だたるレジェンド化学者です。今回は先生の研究の一部と研究人生観についてもご講演いただきます。皆様ぜひご来場ください。
講師：小林淳一名誉教授（北海道大）
講演タイトル：「生物活性天然分子の探索と創薬への展開」
日時：2016年10月28日（金） 16:30-18:00
場所：63号館03会議室