みなさんこんにちは。M1になりました下山です。
前回、卒論発表会のブログの中で次は”下山、学会編”のブログでと書いていましたが、その前にまさかまさか”下山、論文編”でお会いすることになるとは!!先日第三著者として一報目の論文をJournal of Organic Chemistry誌に出すことができました!
Deoxygenative Hetero- and Carbofunctionalizations of Diarylketones.
Sakihara, M.; Kurosawa, M. B.; Watanabe, M.; Shimoyama, S.; Yamaguchi, J.
J. Org. Chem. 2024, ASAP.
DOI 10.1021/acs.joc.4c00831
今回の論文は2020年の黒澤さん&一色さんの脱酸素型C–Pカップリング反応、2022年の黒澤さんの脱酸素型マルチアリールアルカン合成に続く、脱酸素チーム三報目の論文です!本反応はジアリールケトンとジフェニルホスフィンオキシドのphospha-Brook転位によりホスフィナートが生成したのちに、パラジウム触媒を用いてヘテロ、カルボ求核剤を導入し、官能基化ジアリールメタンへと変換するというものです。従来の方法では数工程要していた変換を本反応を用いることで一工程で行うことができます。
昨年度修士で卒業された崎原盛敬さんと博士で卒業された黒澤美樹さん、2021年度修士で卒業された渡邉瑞歩さんが主に進めていたテーマで、自分は元々この論文には名前が載らない予定だったのですが、、revise対応で思った以上に追加実験をしなければならない、先輩方は卒業してしまっているとのことでフィニッシュアップを担当させていただきました!!
最後になりますがいつもご指導いただいている潤さん、スタッフのみなさん、先輩同期後輩にこの場を借りて感謝申し上げます。
脱酸素チーム今年はたくさん論文出す予定(?)なのでその全部に名前を残せるよういっぱい実験します!!お読みいただきありがとうございました!
下山修平
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