9月11日、12日と大津会議の合同研究発表会がありました。
「大津会議」とは?
日本の有機合成化学が今後も世界をリードし続けるため“真のリーダーを早期から養成する”ことが不可欠であるとの認識の下に開始(大津会議HPより)。
(組織委員: 山本尚先生、柴崎正勝先生、丸岡啓二先生、鈴木國夫さん)
詳しくはこちら。
すでに第7回まで行われており、会員数は100人を超えています。
今回はそのなかの40数名が大津プリンスホテルにて合同研究発表会を行いました。
詳しくは述べませんが、さすがにレベルが高く、この学会3連チャンの中でも最も興味深いものが多く大変刺激になりました。
二日間にわたって行いましたが、二日目のラウンドディスカッションではグループでの「力量ある研究プロポーザル」の発表がありました。
8月の中旬より準備をしてきましたが、これがなかなか大変で個人的には圧倒的時間不足。
自身の班のなかでの討論や、他の班の発表を聞き、これは!という光るモノも多くあり、「大津会議」ならではの貴重な収穫がありました。
本会最後にいただいた組織委員の先生方の厳しいコメント、さすがに身が引き締まりました。がんばらねば。
この大津会議、今後研究者として一線でやっていこうと思う学生にとっては避けられない集団になりつつあるかと思います。
ただの集まりではなく、このような企画などを通じ、お互いが良い刺激になって向上思考が勝手に高まっています。同一研究室内だけでは得られない確かなものがここにはあります。参加したい人はボスに自分から参加意思を表明しましょう。
写真は全然ありませんが、今回はこのへんで。本会に参加された方々、ほんとうにお疲れ様でした。
武藤慶
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