7月5日から7日まで第52回天然物化学談話会に参加してきました。
会場は熱川ハイツ。プログラムはこちら。
天然物化学談話会とは
“天然物有機化学だけでなく、「Life Sciences」に関わる薬化学、有機合成、分子生物学など様々な分野の研究者が一同に会し、アカデミックな講演会を聴き「熱い議論」をたたかわせる2泊3日の「若手の会」”(談話会HPより)
ということで、天然物化学の大御所から企業の方、学部四年生からポスドクなど合わせて200名ほどが参加していました。
会場の伊豆熱川は、都心から鈍行で行っても片道3時間なので、当日の朝荷造りをして小旅行気分を味わいながらいざ会場へ。
講演会&ポスター発表
まずは、講演会。今回は、10名の先生方と4名の若手研究者の方々が講演してくださいました。
内容は上でも述べたように、天然物有機化学を中心としつつも中分子医薬や核酸医薬、生物学など多岐にわたるものだったので少し難しかったですが、とても勉強になりました。
1日目と2日目の夜にはポスター発表。
和気あいあいとした雰囲気の中、多くの人と様々なディスカッションをすることができました。
僕は、2日目の夜に発表。今回、山口研から独りで参加ということに加えて天然物が全く出てこない発表で心細かったですが、これから研究をさらに進めていく上でのアイデア等を得るとてもいい機会になったと思います。
ポスター発表が終わった後は、空いてる部屋に移動し朝方まで飲む。プールに落ちている人もいましたが…(笑)
ここでも、多くのラボの人と交流することができました。個人的に博士課程の先輩たちと話ができたのは嬉しかったです。
エクスカーション
2日目の午後はエクスカーションということで、色々選択肢があったけどバナナワニ園&熱川温泉街散策へ。
写真を見てもらえばわかりますが、夏休み前の平日ということもあってどこも空いてないし人もいない。海へ行った後にこのまま宿に戻るのもと思いバナナワニ園へ。事前にネットで調べた段階で「熱川最強のB級スポット」と書かれていたのであまり期待はしていませんでしたが、期待通りのクオリティでした。(笑)
ちなみにバナナワニ園はバナナ園とワニ園がある場所です。バナナワニという動物がいるわけではありません。(勘違いしていた。)
しかし、約200種類のワニと熱帯植物、何故かレッサーパンダやインコやマナティや魚までいて何がメインかもはや分かりませんが、ゆっくりするのにはよかったかもしれません。熱川まで行く機会のある方はぜひ。
無事かえるまで談話会
帰りはお隣の細川研から一緒に参加していたM1山口くんの車にB4宇田川くんと途中まで同乗させてもらい無事ラボに帰還。(運転本当にありがとう!)たくさん温泉に入り飲んで食べてもちろん学んで、総じてとても楽しい会でした。またぜひ行きたい。
いよいよ夏!ということで、今年はM1の4人がそれぞれ違う若手の会やシンポジウムに参加する予定です。
談話会がよかったので、他も気になりますがまたの機会に行けるようにさらに研究を加速させていきます!
最後になりますが、本談話会の準備や運営をしてくださった慶應義塾大学理工学部の犀川先生をはじめとする先生・学生の方々に御礼申し上げます。
小松田雅晃
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