Blog

Alastair Lennox先生講演会

こんにちは、M2の白井です。

8/18にAlastair Lennox先生を早稲田大学に招聘して講演会を開催しました。

先生は7月からご家族で日本に滞在しており、日吉に滞在とのことでした。自分が日吉付近に住んでおり、朝のお迎えに任命していただきました。11時ごろに日吉で無事合流し、お話ししながら東京駅へ向かいました。Aliさんと呼んでーとおっしゃてくださりとても紳士な方でした。

先生はサバティカル休暇で来日しており、ご家族で富士山に登ったり、キャンピングカーで北海道旅行をしたりと日本を満喫しているご様子でした。日本での公演は名大、慶應、上智、理研、そして早稲田とゆったりとしたスケジュールにしたんだーと教えてくださりました。

東京駅につくと夏休みでまさかの激混み。。当初の予定から大分遅れてしまいました。夏休みの東京駅を甘く見すぎていました。

行ったお店はそらのいろ。先生がベジタリアンということもあり、麺スープトッピング全てに野菜を使用した「ベジソバ」
ベジタリアン向け「ヴィーガンラーメン」があるとのことで選ばせていただきました。(ホームページより引用)

とても美味しいと先生はおっしゃてくださりほっと一安心。スープを飲み干していました!

ごちそうさまの後は急ぎ目で東西線で早稲田駅へ。121号館に到着。すぐに潤さんとのディスカッションが始まりました。その後も自分、高橋、英介さん、陽さんとディスカッションの時間を設けていただきました。本当に優しい方で、丁寧に確認しながらお話を聞いてくださいました。また短い時間でしたがホワイトボードに考えを書いてくださり、終わりでは自分の反応を褒めていただいて嬉しかったです。とても有意義な時間でした。

そして、いよいよ講演会が始まりました。

“Exploring the Combination of Electrochemistry, Fluorination and Hypervalent Iodine for the Development of Novel Organic Methodology”というタイトルで講演していただきました。

計算科学、反応開発、反応装置の開発と幅広く研究を展開されていました。最初に、3Dプリンターで反応装置を設計しているお話しがあり化学においての反応の再現性を高める工夫がとても興味深かったです。電気酸化、ベンジル位C(sp3)–Hフッ素化、還元的フッ素化など展開している研究を網羅してお話ししてくださいました。パルス電解の部分が非常に興味深く、生成物を電極付近にとどまらせず拡散させることが重要だと学びました。on-offのタイミングなどはまだブラックボックスであり今後の研究に注目したいです。それからHF とアミンの添加する比率を変えることでクロロフッ素化のシン付加とアンチ付加を制御できるお話しも大変面白く、そこに関連した質問も多くありました。たくさんの質問をしましたが一つ一つ丁寧にお答えする姿が印象的でした。

その後、スタッフと夜ご飯へ。その後2次会としてラボに戻ってきていただきました。イギリスの中での有機化学に力を入れている大学や先生のお話といった真面目な話から、家族やフットボールのお話しなど非常に盛り上がりました。最後は素敵なメッセージが添えられたサインもいただきました!! また学生一人一人とお話して写真も撮ってくださりました。紳士すぎました。

さらにWhatsappで感謝のメッセージまでいただきました。本当に嬉しかったです。Aliさんありがとうございました!またお会いするときには研究の進展を沢山話せるよう頑張ります!そして、ピックアップからディスカッションまで貴重な機会をいただいた潤さんありがとうございました!

The following two tabs change content below.
白井亮太朗

白井亮太朗

M2
M2。山口研のタロウ サッカー/F1/野球  スタミナ◎

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP