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文部科学大臣表彰受賞式にいってきました2

4月17日に平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰にいってきました。

科学技術賞(理解増進部門)受賞のためです。2年前にも若手科学者賞で訪問し、それ以降所要で2度ほど訪れたのでもう新鮮味はありません。

授賞式の行われる、文部科学省の講堂へ。講堂では入り口で次第をみせないと中に入れない。これも前回もそうだったので、今回はばっちり印刷していきました。

柴山文部科学大臣(これに行くと名前を覚える)により授与が行われます。式は粛々と進みました。

終了後、また早稲田大学の広報の方が来ていたので、壇上で写真をとっていただきました。今回受賞した4名の先生方と写真。いつもながら早稲田広報のチャキチャキぶりには好感を覚えます。他の大学の広報も見習ったほうが良いと思います。

さて、今回の賞は研究はなくて、ライフワークであるウェブサイト運営。通称ケムステの運営に関する貢献です。研究を知らなくてもこのサイトは知っているというぐらい化学の世界では有名となりました。昨年、日本化学会の化学教育賞を受賞しましたが、その時は単独でした。今回は、初期スタッフでいまでは重要なパートナーである、生長幸之助氏(副代表兼、東大薬学研究科講師)との共同受賞。

19年前に始めた時は、こんなウェブサイトになるとは思いませんでしたが、研究に対する時間を削っていてでもやっていてよかったと思っています。

ちなみに理解増進部門の申請は若手科学者賞よりもゆるく、推薦状もいりません。科学技術の理解に貢献していると自負している、個人・団体の方はぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。

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山口 潤一郎

教授早稲田大学
趣味はラーメン、マラソン、ダイビング、ウェブサイト運営など。化学の「面白さ」と「可能性」を伝えるために、今後の「可能性」のある学生達に,難解な話でも最後には笑って、「化学って面白いよね!」といえる研究者を目指している。.化学ポータルサイトChem-Station代表兼任。

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