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在宅研究(中原ver.)

2020.04.14

はじめまして！今年から配属されました、いつも元気なB4の中原です。B4トップバッターということで、緊張で手が震えながら、書いております。

僕たちB4は研究室に配属されることを目をキラキラさせながら待ち望んでいました！！そんな希望を抱いた矢先にコロナでの緊急事態宣言により、研究室完全閉鎖になりました。B4は完全閉鎖の少し前から、自主閉鎖で在宅研究となっていました。今日はそんな在宅研究のお話です。須藤さんver.もぜひご覧ください。在宅研究とともに軽く自己紹介もします！

朝はZoomでミーティングがあります。在宅研究では人と会話することができないので、内気になってしまいがちなのですが、ミーティングのおかげで自分は精神を保てている部分があります。余談ですが、毎回Zoomのバーチャル背景を変えています。日常を楽しくが僕のモットーです。

その後は課題を行います。B4の課題は

「化合物の合成の反応機構を書く」

です。朝に課題の論文をいただき、22時までに提出です。この課題の論文は潤さんにまつわるものが多く、潤さんと同じバックグラウンドを勉強するいい機会になっています。余談ですが、実は何を隠そう中原、春休みに英語の勉強で潤さんの論文を音読をしていました。そのため見たことある論文も含まれていて嬉しかったです。

僕は課題をやるとき、パソコンを開きません。なぜならiPadで全てが解決してしまうからです。最近、OSアップデートでMagic Mouse2がiPadで使えるようになりました。そのためネットで文献やケムステを見る時、キーボードとマウスがあればパソコンライクに使えます。また、反応機構を書くとき、iPadでGood notesというアプリを使って論文を取り込み活用しています。iPadにはSplit View(画面を分割)という機能があり、画面の左側に論文を置き、右側でそれを読んで理解しながら書くということができます。他にも、Slide Over(画面の上にアプリを乗せる)という機能があるのですが、そこにネットの文献やケムステを置きわからなくなったら右からチラッと出して、理解したらヒョイっと戻す。これもめちゃくちゃ便利です。もし無人島に何か一つだけ持ってっていいと言われたら、間違いなくiPadって言います。それぐらい愛しています。ぜひ使ってみてください。（Appleからお金はもらっていません）

課題をすると、お腹が空いて、ついつい食べすぎてしまいます。自己紹介が遅れました、山口研に現れた大食い超新星とは僕のことです。つい先日、配属された日も麺屋武蔵鷹虎さんでつけ麺1kgを完食。翌日はサラキッチンさんで唐揚げ一個につきご飯１杯、計８杯を完食しました。なぜ大食いをするかというと、美味しいからです。美味しいものはいつまでも食べられます、幸せになれます。外出自粛で引きこもりがちにはなると思いますが、栄養は健康に不可欠なので、ご飯はしっかり食べましょう！！

: やっぱりiPadは素晴らしい

: 勝利のフォーメーション

: つけ麺どーーーん

すみません、在宅研究の話に戻ります。課題の反応機構を書くこと自体はとても時間がかかる、というわけではありません。しかし、課題を22時までに提出したあとは、わからなかったこと・疑問に思ったことを質問する機会をいただきます。

これがアツいのです。

僕たちB4はまだまだ未熟なのでわからないことだらけです。そのため、僕は課題の中でわからなかったことや疑問に思ったことを、時間が許す限り徹底的に調べます。それでもわからなかったところや、少しでも疑問に思ったことをまとめておきます。そして、22時の提出後にディスカッションのスレッドが立ち、B４が質問をしていきます。スタッフや先輩方はどんな質問にも答えてくださり、ヒントを出しながら正解まで導いてくれます。そのため、僕たちは考える力をつけることができている気がします。他にも、その論文の裏話や使われている試薬の知識なども教えていただけるのでとても有意義な時間になっています。僕はこの時間が楽しくて楽しくて仕方ありません。ディスカッションが終わった後は、興奮が冷めずに小一時間眠れなくなってしまいます、笑

コロナのせいで、実験ができないことは僕たちB4にとって逆風であることは間違い無いのですが、潤さんもおっしゃるとおり、こんなに集中して勉強できる時はもう二度とありません。実験が再開できる時を信じて、今はディスカッションに参加してくださるスタッフや先輩方に感謝しつつ、B4らしくフレッシュにガツガツ今できることを全力でやっていきたいと思います。